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平成22年9月26日(日)
数日降り続いた雨によるグランドコンディションを考慮して1日延期でおこなわれた運動会でした。
この延期の1日もフーミンにとっては運動会前日に休息をとることができて好に転じたと思います。
 
さて、今年は小学4年生。いよいよ高学年グループに突入し、
どうなることかと心配した運動会ですが、
ほんとうに、ほんとうに親子ともにこんなに楽しかった、嬉しかった運動会になるとは、
想像以上の1日を過ごすことができました。
 
事前に学年主任、クラス担任の先生方とお話合いもさせていただき、
いつもながら運動会大好きっ子フーミンの全力投球での練習への取り組みを含め、
今年はどうしたもんか……先生方も思案されていたようでした。
 
ここ1年でのフーミンの病気の進行状態は、先生方も感じ取っていらっしゃったので、
それもあって、運動会全体へどう参加させるべきか、悩まれていたようでした。
 
なぜなら、今年の参加種目は、
 学年リレー:いよいよトラックを走る。リレーなのでバトンを渡す所で接触転倒の危険性あり?!
 表現はソーラン節:中腰、屈伸的な動き多し。隊形移動多し&走る。
 競技種目は台風の目:お友達4人で棒を持って走るだけでなく、
               待機している時も棒をジャンプしたり、中腰で頭の上を棒が通過する。
 綱引き:4~6年の高学年の部に入るため、引っ張ったり引きずられたりで態勢を崩すことあり。
 
さすが4年生。今までとは大きな違いです。
 
種目が決まり、運動会の練習の入る前に行なった打ち合わせの時に、私から先生方にお話ししたのは、
 
「全く同じことをさせてくれとはいいません。(できませんし。)
 しかし、無理だから見学ということではなく、運動会に参加できたと本人が思えるような
 何らかの彼にできる役割を与えてほしい。」
 
「フーミンの意思を聞いて頂いていて、とてもうれしいけれど、
  周りのお友達にも意見を聞いてもらいたい」
 
この2つでした。
 
その結果、学校で出してくださったフーミンの参加方法は次の通りでした。
 
 学年リレー:第一走者。トラック半周走るところ、フーミンは最後の直線のみ。
 ソーラン節:フーミンの意向もあり、皆と一緒に参加。隊形移動の少ない真ん中とする。
       太鼓の音と共に全力疾走で入場する所は、車いすで支援員の先生が押して走っていく。
 台風の目:クラスの列の横で、応援・指示係をすることに。
 綱引き:クラスで一番体の大きい子の後ろで、支援員の先生が介助。
 
 また、開閉会式は車イスで参加。(立ち疲れては意味がない。競技に全力投球できるように。)
 皆と一緒に入退場する所も車イスで。(電動は使わずに支援員の先生が押す形で。安全に配慮。)
 
これは、クラス担任とフーミンが話し合って決めたことですが、
クラス対抗となる台風の目については、
クラスの中で「フーミン君がどうしたら台風の目をできるか」という話し合いをみんなでしてくださったそうです。
その場でフーミンは「僕は絶対勝ちたい。僕にはちょっと難しい競技だと思う。」と言ったそうです。
そこで決まったのが、列の横で応援しながら、「はい、ジャンプ、ジャンプ、そこ、つめて、つめて~」などと
指示を出す役だそうです。
 
そんなこんなで迎えた当日ですが、    …前置きが長くなってしまいました。(^^ゞ
 
 学年リレー:見れば、第二走者の直前から走っただけ。(^^ゞ それでもどんどん追いつかれ、
        しかしながら、タッチの差ですが、1番でバトンを渡すことができ、
        途中抜きつ抜かれつのドラマあり。そしてアンカーがゴール寸前で体半分の差(?!)で1位!!
 ソーラン節:隊形移動の少ない真ん中と聞いてはいたものの、見ればセンターポジション(^^ゞ
       中腰になるところでは、背中を丸めて目立たないように自分なりにいろいろ工夫して
       動きが遅れないようにがんばって、踊り切りました。
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 台風の目:はたから見ても白組さんの団結力が分かるほど、他のクラスとは違うまとまり方で
        圧倒的な速さでダントツの1位。すごく感動して、思わず涙してしまいました。
        クラスの列の前に1位の旗が立った時には、車イスながら上半身で喜びを表現している
        フーミンのガッツポーズから、嬉しさが後ろから見ていても伝わってきました。
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こんな具合ですから、他の学年も白組さん、がんばりまして、今年は、白組優勝!!
負けず嫌いで勝ちにこだわるフーミン (^^ゞ、
今年は自分の組の優勝が、運動会の達成感・充実感を倍にしてくれました。
 
家に帰ってから、今年の運動会で一番うれしかったことはなに?とフーミンに聞いてみました。
 
すると、帰ってきた答えは、「みんなと協力してできたこと」でした。
 
この言葉を思い出すと、1週間経った今でもウルウルしてきてしまいます。
こんな感想を言えるようになったフーミンの精神的成長と
そんな言葉がでる環境を作っていただいている先生方、お友達、フーミンの周りの方々に
ただただ感謝するばかりです。
 
フーミン曰く、今年の運動会うれしかったことベスト5は、
  ・ みんなと協力してできたこと
  ・ みんなで食べたおいしかったお弁当
  ・ 白組が優勝したこと
  ・ ソーラン節をがんばれたこと
  ・ ハリケーン(台風の目)が1位になったこと
 
だそうです。                お弁当も入れてもらって、母ウレシ♪ (*^^)v
 
ソーラン節の最初の練習では、
一生懸命やった挙句、翌日、両手・両足が今までにない筋肉痛になってしまい動けず、
学校を休んでしまったり、途中風邪をひいたり…、
この1ヶ月は、親子ともに運動会にすべてのターゲットを合わせて過ごしてきました。
 
正直言って、働く母としては、すっごくしんどかったし、大変でしたけど、
運動会の当日を終えて、これらのすべての辛さ、大変さは吹き飛んでしまいました。
 
また1つの行事を通して、いろんなことを学び、感じました。
 
特に、もうすぐ10歳になるこの頃になって、
親子ともに直面していた病気の進行について感じていた複雑な思い、心のもやもやを
すっかり吹き飛ばしてくれた1日となりました。
 
筋疾患を持った子どもにとって、運動会という行事はとても辛く、複雑な思いであることは
確かな、当たり前のことだと思います。
フーミンもそして親も、保育園の時から、この季節になるといろんな葛藤をしてきました。
 
でも、今年の運動会を終えてみて、なんか良い言葉が見つからないのですが、
もっともっと運動会には大きな大切な宝物が隠れていたのだと
いままで見つけようとしていたものとのは何か違う、何かを今年見つけられたような気がします。
 
 
これから、ますますいろんなことがあると思いますが、
 
自分のできること、集団の中での自分の役割というものを見つけ、
自分のためだけでなく、人のために何ができるのかということを
しっかりと考えて生きて行ってもらいたいということを
母の彼への思いの軸として、これからもフーミンを支えていきたいと改めて感じています。
 
 
ながーーーくなって、すみません。
ここまで読んで、おつきあいしてくださった皆様、ありがとう♪
親バカ、お許しください。 <m(__)m>