HILIQUEST

HILIQUEST

自作リキッド趣味ブログ。
基本的にHILIQなぜなら安いから。

Amebaでブログを始めよう!
どうも、telmitです

早速だけど 「自作リキッド、どうやって混ぜようか。」

まるで当てがないわけです。


で、自分の仕事用PCの付箋ソフトにいつも書いてある心得的なもの

1.納期を確認
2.成果を合意
3.仕事を分割
4.難しい仕事から取り掛かれ
5.行き詰まったら即、相談
6.説明責任を果たせ
7.ゼロから考えるな 前例を探せ
8.人への依頼は早めにし、1から7を守らせよ


これ、どっかのサイトで共感したんで実行してるやつなんですけど

7の前例を探せってのが今回のポイントです。


今、何次ブームか定かではないですが2010~2014年くらいまではVAPE

特にリキッドに関しては手に入るリキッドは限られているわ

欲しいMODは海外輸入しかないわ(今も最前線は輸入ですが)

まぁ、それはそれは選択しが乏しく、情報も英語だったりして

高いリキッド個人輸入して、まずくて大失敗なんてよくありました。

(店舗もそれほどなかったし試せないっていうのもあり)

で、先人たちは手に入るフレーバーを作って自作を始めたわけです。


今みたいに遊びでやるんじゃなくて、必要に迫られていたわけです。 


そら、もう真剣ですよ。


そういう人たちの経験ってのは後進にとって宝なのでバンバン頂いていきます。


ゼロから考えるのは時間の無駄。

タイヤがあるのに車輪を再発明するくらい無駄。




で、パクること

オリジナルリキッド作成方法
調合シートあるからこれ借ります。

電子タバコ用のリキッドを自作する方法
テスト用リキッドは大体1mlくらいって感じですね。基準はPG/VG 50:50を基準にするか。

DIYリキッドとは何ですか?
なんとなく配合の流れわかるね。これ、KITTYさんじゃない?

1から作れる!?VAPEのリキッド製作を極めてみよう!
なるほど、フレーバーはリキッド1種類あたり10~20%くらいが適正なんだな。

自作リキッドの勧め ~破~ 選択編
好きなリキッドのクローンレシピを探して、レシピどおりにフレーバーを揃え、
自分の好みのフレーバーを2種類くらい追加した所から始める。

自作リキッドの勧め ~Q~ 実践編
クエン酸買わなきゃ。

と、もの1時間くらいで大体の知識が入りました。



ここまでのまとめ

①基礎フレーバーE-juiceを香料15% PGVG比50:50で作る。これが調合ベース。
 調合にはスチームエンジン使う。

②1mlは約70滴だから(ダイソーシリンジでは)その中で基本フレーバーE-juiceを混ぜて比率で配合値を出す。この70滴の中で調合して、15%調合品に対して清涼剤とか、人工甘味料とか、クエン酸?とかを入れる。つまり、ベースフレーバーの配合比1mlの外で計算するっていうことね。

なぜそうするか。最後の方が味の調整が楽だから。

③subΩで美味しいのがいいので、0.5~0.7Ωカンタルをテイスティングとして使用。
 下限15W、上限25Wくらいで美味しく据えるところを探す。

④自作リキッドのレシピはパクリから

http://e-liquid-recipes.com/こことか


大体方針固まった。


いやー、ありがたい。

最初、フレーバーの配合比率どうするか迷ってたもの。

ちなみにHILIQの配合割合は聞きましたので、

オリジナル香料のレビューが次回からしばらく続きます。

では。


本日の音楽
eureka seven openig 4 NIRGILIS sakura
シリンジ



はい、telmitです。

調合ってどうやるか知ってる?注射器みたいな奴で吸って混ぜるんだ。

その注射器なんだけど、シリマーっていって100均で手に入るの。

人の役に立つブログ目指してるんで、ダイソーのシリマーで調合していきます。

ただ、1滴あたり何ml/CCかなんて、シリマーの規格で個体差ありすぎて全く役に立たないんだよね。(1滴およそ0.05とか0.01とか5倍位違うの)

だからデータとってみたわけ。


試験内容

① HILIQ / VG100%をシリマーで滴下して1滴ごとの重量を測る。

② シリマー2ml/ccの重量ばらつきで作業誤差を確認する。



ではまず①の試験から

試験日:3月吉日  温度:22度 湿度23% 気圧1024hpa

試験シリマー「ダイソー 100均シリマー」

試験器具 SHIMAZU AUX320 (校正チェック品)精度 0.0001g

下記、1滴ごとの重量測定(単位はg)
---------------------------------------------------------------------
0.0207
0.0373
0.0520
0.0686
0.0858
0.1031
0.1201
0.1371
0.1547
0.1724(10滴)
0.1897
0.2067
0.2237
0.2402
0.2559
0.2711
0.2877
0.3044
0.3238
0.3402(20滴)
0.3596
0.3748
0.3954
0.4102
0.4264
0.4438
0.4607
0.4865
0.5047
0.5275(30滴)
0.5471
0.5644
0.5818
0.5990
0.6162
0.6362
0.6522
0.6688
0.6845
0.7009(40滴)
0.7179
0.7358
0.7546
0.7700
0.7861
0.8029
0.8206
0.8369
0.8542
0.8728(50滴)
0.8897
0.9041
0.9225
0.9449
0.9700
0.9944
1.0154(57滴)
---------------------------------------------------------------------

長いわ!
はーめんどくさかった。


ということでおよそ57滴で1gです。(当社比)

続きまして、シリンジ2ml/ccごとの重量です。
こちらはN=5(試験回数5回ってこと)

データはこちら

① 2.5035
② 2.4698
③ 2.4678
④ 2.4622
⑤ 2.4761

平均 2.47588g

2ml/ccをシリンジで出すと2.47588gということがわかりました。

1gが大体57滴ですので、2mlだと141滴くらいですね。

はいこれで、香料 1滴を入れる何%かわかりますよね?

一番言いたかったのは

ダイソーの2.5ml/ccのシリンジ1滴は0.01418ml/ccだってこと

わからない?わかるよね?

その辺踏まえて 次回からいよいよ混ぜっから!


本日の音楽
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【MV】筋肉少女帯「混ぜるな危険」

どうも、TELMITです。

本日は、HILIQのベース液となるPG(プロピレングリコール)とVG(ベジタブルグリコール)について粘度を測定したいと思います。

概要は引用です。

PGとは

■PG (プロピレングリコール)
リキッドで最も使われているベース
人体への影響が少なく血管に入れても害がないとされる(そのため坑不安薬のベースにも使用されている)
殺菌効果と坑ウィルス効果を持ち、病院の滅菌・消毒スプレーにも含まれている。
人体への影響に関する研究は古くから行われていて、吸引による人体影響がないことがこの70年間証明されている。(コンサートでのスモークとか)
有機物ではない化学薬品のため、アレルギーなどは起きない。(けどよくフォーラムなどでは聞く)
皮膚への影響がないことになっているが、喉の痛みや渇きを覚える話は聞くことがある。
幼児・成人ともに身体への影響(痙攣・全員性毒性)が表れた例はあるが、低容量で慢性的な毒性はないことになっている。⇒安全衛生情報センター調べ
フレーバーの乗りがよく、最適なスロートヒット(TH)を提供するとされている。


VGとは

■VG (植物性グリセリン)
PGの代用としてリキッドベースに使用されるが、PGへの添加という意味合いが強い。
粘度が高く、もしVGを主なベースにするならば、10-20%程度の精製水やアルコールで薄めるとよい
吸引に関する研究は日が浅いが、一般的にPGよりも安全性が高いと言われている。
人体にとっては複合炭水化物とみなされ、代謝によって体内に蓄積される(脂肪化)
VGの精製方法は5種類あり、そのため銘柄によってはアレルギーや拒否反応が起きることがある。(動物性、植物性材料からの精製、バイオ燃料の副産物、あるいはPGと同様に化学物質からの化学合成。植物性グリセリンはココナッツ油やパーム油などから精製される。)
一般的にケミカルから化学合成されたものが吸引に推奨される。
VGはPGに比べて自己殺菌効果が低いため、亜硫酸塩を加えることで保存に適するようになる。このため長期保存したVGはベースに使っても大丈夫なのか?が話題になることがしばしばある。
PGよりも多くの蒸気を発生させる。
スロートヒット(TH)はなく、また無味無臭である。(いやいや甘いものが結構ある)



出展 Gabish Vape Blog - 電子タバコのひとりごと
    20120119 PG/VGちゃんと調べてみる

Gabish師匠の記事当時、2012年時点ではPGがベースでVGは添加剤という意味合いが強かったようです。ただ、最近はVG Heavy(大体8割くらい?)とかMAXなんかが人気でリキッドの配合にも歴史ありって感じがします。よね?


毒性云々に関しては省略しますが、RBAアトマイザー、RTAアトマイザーなどウィッグの供給に

直結する粘度ですが、意外とデータがない。



なぜか?粘度測定って言う概念あまり知ってる人いないですもんね?

皆さん車のオイル変えるとき5w-40とか書いてあるの気にしたことあります?


無いですよね?ブランドで選んでるだけですよね?


そうなんですよ。ぶっちゃけて言わせてもらえれば車のオイルなんていうのは

粘度が最大の重要事項でそこ以外は防錆剤が入ってたり、ph値の調整だったり

あったほうが良いけどなくても良い部分だったりでするんです。


なんでそんなに重要なのか?

供給しなければ機械が壊れるからです。

VAPE的にはドライヒットで喉が壊れます。

説明するにはレオロジーという学問の知識が必要ですがその辺は飛ばします。


んで、やった試験がこちら

細管式粘度計

細管に測定する試料を通し、流体が流れる時間(流量)と細管の両端の圧力差から粘度を測定

最も古典的な粘度計で、細管内を試料が重力によって流れる時間を測定し

粘度を求めるのが一般的です。細管を流れ落ちる程度の試料、つまり水やサラダオイルのような

低粘度のニュートン流体の粘度計測に用いられます。


こんなので試験します。


結果がこちら
___________________________

HILIQ PG 40℃ 19.45cP
       100℃ 2.55cP

HILIQ VG 40℃ 228.9cP
       100℃ 89.69cP

試験データは国内品質管理基準に準拠
____________________________

じゃあこれ、具体的に食品とかで言うとどういう硬さなの?

っていう話ですがオイルデータは出ますが伝わらないかなぁという

資料しか見つけられませんでした。

40℃より100℃のほうが流動性高いの体感でわかるよね?

まぁ、一部マニア向けにお伝えしてるんでわかんなくてもいいですけど。(あ、投げた)


無理やり説明すると加熱時に水とサラダオイルくらい粘り方が違うって感じです。

(もちろん、常温のタンクの中ではもっと固いよ。)


とりあえず、データとして公開しておきます。


一応、PG50・VG50で加熱時にウスターソースくらいのベース粘度で試作しようかな。


科学が前に出過ぎてキャッチーな話題じゃないけど、結構重要だよ?

まだ混ぜない。で、次回へつづく。(次はもうちょいわかりやすい)



本日の音楽のコーナー

アルカラ キャッチーを科学する