映画「MEG ザ・モンスター(2018)」 | 助六ノ映画鑑賞残日録

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「MEG ザ・モンスター」 2018年 アメリカ・中国 原題:The Meg 113分 海洋アクション/サスペンス (監督)ジョン・タートルトーブ (出演)ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、クリフ・カーティス、ルビー・ローズ

 

 

あらすじ)

テイラーは凄腕のレスキューダイバーだったが、今ではアルコールに溺れた引退生活を送っていた。

 

同じ頃、上海沖に建造された海洋研究所では、マリアナ海溝よりもさらに深部を潜水艇を使って調査していた。

 

しかし、潜水艇が何モノかの攻撃を受けて破損した上に乗組員は負傷して、深海で救助を待つことになる。

 

困難な救助の為に呼ばれたテイラーがだったが、彼は深海で絶滅したはずの巨大な古代鮫“メガトロン”に遭遇するのだった・・!

 

 

感想)

Amazonプレイムビデオにて有料視聴した。一度配信サービスから姿を消した本作だったが復活したようだ。

 

大好きな「鮫」映画に大好きなジェイソン・ステイサムが出演する作品を観逃す手はない。

 

ただ、余りにも世間の評価が低かったのでブルーレイの購入は見送っていた(最近は、慎重にブルーレイを購入している)。

 

序盤は、数百年万に絶滅したはずの凶暴な古代鮫とのファーストコンタクトが不気味に描かれる。

 

研究所の巨大な観察窓に噛みつかれた鮫の歯型は巨大で、その顎の強さと想像を絶する大きさに皆は驚愕する。

 

無慈悲に鯨までも捕食し、船を破壊するメガトロンの殺戮者としての活躍を終盤の展開で期待したが、これは全くの期待外れだった。

 

中国の三亜湾のビーチの浅瀬に侵入したメガトロンの貪欲な捕食と暴れっぷりを期待するも、その成果は肩すかしに終わる。

 

これは、中国との合作もあってか、ビーチで襲われる(中国人)観光客の犠牲者がほぼ皆無(少しいたが)だったからだ。

 

凶暴な巨大鮫の割には、盛大な食欲を満たす為に食い散らかす場面が少なすぎて興醒めしてしまった。

 

ステイサムの無双ぶり、ルビィ・ローズの美しさ、クリフ・カーティスの盤石な演技、嬉しいマシ・オカの出演は評価に値する作品だった。

 

個人的満足度/★★★★★★★☆☆☆