FF14の7.0黄金のシナリオの質の低下によって10年間の積み重ねを破綻させるものを目にしてから、他のコンテンツに目を向けようとする一環として、日曜日はFF14のインせず積んだ映画やアニメ、ドラマを見る時間にあてようとずっと観たいと思っていた「ゴジラ-1.0」を拝聴しました。
詳しくはネタバレとなり伏せるところがありますが、今年観た映画の中でダントツと言っていいほどの神作で、中盤の海のシーンから神木隆之介さんが演じる敷島の心情にシンクロしてしまい、涙が止まらず、お話はベタな王道のシナリオですが、あの美しくだけど残酷で悲惨な映像を活かすのは、使い古されたベタな構成でないと意味がないと思うほどに素晴らしく、これはアカデミー賞受賞するのも当然な代物だと衝撃を受けました。本当に観てよかった。感動をありがとうございました。
何より、時代が求めるテーマ性も非常にマッチしていたところも驚きました。それはスタジオジブリの鈴木敏夫Pの「ジブリの仲間たち」によると、かつて映画において「愛」からスターウォーズが登場したことで「哲学」にシフトチェンジが起こったように、筆者はコロナウィルスのパンデミックによって「哲学」の中でも、かつて大ヒットした「千と千尋の神隠し」から「鬼滅の刃」へとパラダイムシフトが起こり、現在求められている根本的なテーマ性も「ゴジラ-1.0」は共通して持っており、FF14でも評価の高い5.0漆黒や6.0曉月にもある、観客側が時代に求めるテーマ性も兼ね備えた非常に質の高い映像作品に昇華していました。
昨今のウクライナとロシア情勢、アメリカではアフガニスタンから帰国した兵士のメンタルといった諸々の課題に見事に寄り添ったことで、アカデミー賞の受賞に至ったのだと非常に感慨深い映画体験となりました。
そこを考えると、FF14では5.0漆黒や6.0曉月のもっていた観客が求める時代のテーマ性を7.0黄金では捉えられていなかったことで、あの2つは偶発性のものに過ぎず、吉田Pはコロナウィルスのパンデミックによって「千と千尋の神隠し」から「鬼滅の刃」や「ゴジラ-1.0」にシフトチェンジしたテーマ性を明確に捉えられていないと評価するきっかけとなりました。
これが筆者が創作者であるならライバルが減ってよかったと喜ぶところですが、映画と共通してゲームの世界でもプレイヤー側が時代に求めるテーマ性がある筈で、その時代の変化を明確に捉え、8.0からなんとか挽回してほしいと祈るばかりです。
どうかプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏は、キラキラした目で尊敬する松野泰己氏や雨宮監督、ワンピースの尾田栄一郎先生をライバルとして、彼等に挑戦し超えていってほしいと期待しております。