1mも登らず1ターンもできなかったGW。
12日(土)再起を期して再び鳥海山湯の台へ来たものの、なんと雪混じりの雨。
戦意喪失。
道の駅象潟のラーメン屋で昼飯を食って、中島台の入り口を偵察して、早々に鶴泉荘にはいる。
風呂、ビール、ストレッチ、そしてお昼寝で翌日に備える。
 
13日(日)
ブルーラインは除雪のため開通11時といわれ、祓川に回る。
イメージ 1
第一駐車場になんとか駐車スペースを確保して、9時過ぎ入山。
同行のMリーダーとSoramimiさんは賢くも手堅くプラブーツ。
わたしはBCクロカンで。
昨日はやっぱり雪だったようで、きれいな新雪が。
冷たい風が体を冷やしてくれるので、とても登りやすい。
 
イメージ 2
標高1900m付近から斜面はシュカブラ気味で硬くなる。
嫌な予感と、いけるんではないかという根拠ない楽観論が入り混じった気分で登り続ける。
風がきついんで山頂下100mの地点で登高終了。シールを外して滑走。
 
うう、ターンできん。
急な斜面と硬い雪質に堪えるために足首を筋力で固めなくてはならない。
足首を力で固めると、膝も股関節も柔軟性を失って、前後のバランスを維持できない。
 
1ターンもできず、斜滑降とプルークでひたすら標高を下げる。
最後には足の裏の小指側の筋肉が痛くなる。
靴ひもの結びを硬くしすぎたみたい。血が通わなくなった感じ。
 
一方、プラ靴にスーパースティンクスのMリーダーは快調そのもの。
びゅんびゅん下るのでついていけん。
 
標高1700mまで降りて、ブーツのひもを緩めて一休み。
 
ここから下はねっぱる新雪。
うーん、ようやくすべりになってきた。やっぱりクロカンやるならやわらかい雪でなくっちゃ。
ねっぱり雪に頻繁にバランスを崩されるが、これがまた楽しいこと。
途中登り返しを入れながら14時前には祓川に戻る。
 
総括
・ええ、道具の選択ミスでした。
・BCクロカンやるなら、祓川付近の斜面でやるのが正解。
・急な斜面、硬い雪にアルピナ板の太さは足首にくる。
 
・上に登るならプラ靴でいくべきでしたなあ。
 
・が、あの硬い斜面、細い板にBCクロカンだったらやれないだろうかと、アホな考えがむくむくと。
・BCクロカンの軽さに慣れてしまうと、T4ですら重くて履きたくなくなるんすよ。
 
・祓川小屋の直上の急斜面をジャンプターンで下ったとき、いい感触を得る。
・空中でターン前半の谷回りの分だけ板を回して、板が最大傾斜線方向を向いた段階で着地する。
・着地したら板を入れ替え続けながら、山回り。強い外向姿勢になりながらターンを仕上げて、ひょいとジャンプして次のターンへ。
・着地するときに板を回しすぎていないことがミソ。
 
・閑話休題。
・最近安冨歩の著書を読んでいる。
・「原発危機と東大話法」「生きるための経済学」「生きるための論語」。
・これらの著書に共通して、生きるためにもっとも大事なこととして述べているのは、フィードバックと学習のプロセスを回すこと。
 
・テレマークも同じことが大事。
 
・テレマークの貧弱な道具で滑る場合、不適切な動きをするとたちまち転倒という悪い結果がでる。
・だから、斜面からの反応と身体のバランスを感じつつ、転ばないためにはどうしたらよいかを懸命に考えて、失敗した時とは違う動きを模索する。
・こうやって模索を繰り返しているうちに、まれに「お、いける!これかも!」っていう動きに出会うことができる。
・これはまさにフィードバックと学習のプロセスだ。
・テレマークスキーとは終わりのない学習のプロセスなんだ。だから面白いのだ。
・よし、そういう文章を書こう。「生きるためのテレマークスキー」「BCクロカンによる震災抑うつからの回復」とか。
・朝から与太話はこれくらいにして、さ、仕事仕事。
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データ
積算距離10.3㎞
移動時間3:04
停止時間1:34
最高速度26.9㎞/h
総上昇量1205m
最高高度2116m