正直な話、カメラの初心者に向けてのアドバイスで、明らかに時代錯誤な解説や、通るべき道をすっ飛ばした府執拗な操作などを教える人が本当に多いと思う。YouTubeやカメラ塾は多いと思います。

 なにが害悪かいうと、まだ、そうした操作を使う段階にいない人が、本来、通るべき段階を通っているときに、そこ段階をそんな事してると、上手くならないよといわれて、その操作の意味を分からない操作をして、かえって出鱈目な写真になっているにも関わらず、その操作をすることによって、写真がかえって下手糞になったにも関わらず、上手くなったと誤認してしまいます。

 逆に、おしえる側からしてみれば、上手くならなくても、上手くなったと勘違いしてくれればいいカモですよね。

 たとえ、プロの教えでも、何もかも鵜呑みにしているのであれば、カモられて下手糞にされてしまいこともあると思います。

 ここでは、こうした、カメラの慈雨式の中でも根強い、ある意味カメラの常識といわれるものに対して注意喚起をしてしようと思います。

 

ミラーレスよりデジタル一眼レフの方が偉い

 

今時、これを大声でいう人は、まず、本当に写真を撮っているの?というレベルで疑った方がいいです。

10年前の旗手であれば、そうだったかもしれませんが、現状でいえば、デジタル一眼レフを使うメリットはほとんどありません。

そして、性能でいうと、ミラーレスにできて、デジタル一眼レフにできない事というのが、増えています。そして、その差は開くことはあっても縮まることはありません

 

Pモード撮影では上手くならない

 

これは、YouTubeやカメラ塾で必ず、最初に言われます。

ですが、これは間違いなく嘘です

というよりも、Pモードで上手く撮れないのに、いきなりMモードで撮影しても上手く撮れるわけがないのです。

そんな、虫のいい話はありません。

正直な話、Pモードで撮影しているうちに覚えるべきことは多く、ASMPのモードで、できることよりもはるかに重要です

さらにいえば、Pモードで、思うような写真を撮るのは、結構難しいです。ですので、Pモードで思うような写真を撮れないときにAかSを使ってみるの方が上手くいきます。

つまり、写真が上手くならないから、Pモードをやめましょうというのは、順序が逆で、こういう写真を撮りたいけど、Pモードで上手く撮影できないから、他のモードで撮影するが本来あるべき姿です。

なぜかというと、漠然とPモードで撮影すると、訳のわからない設定をする人が多く、目的をもって撮影する人はあらかじめ、必要な知識を得てからという事が多い。ですから、出鱈目に設定しないことが多いです。

 

Mモード撮影しなければ上手くならない

 

Pモード撮影しなければ、上手くならないというのと同じで、Mモードで撮影しないとうまくならないというのも、明確な嘘です。
そもそも、Mモードで撮影している人間なんて、よくて一割、そのなかで、きちんと使えている人も1割ていどです。
下手をすると、Mモーどで撮影すると露出はSO感度でのも調整していることを知っている人が、どれだけいるのかというのか、疑問です。厳密にいうと、Mモードで露出を出すには、先に露出計で明るさを図る必要があるのではないかとおもうのですが。
ですので、現在、Mモードでの撮影は、ストロボ使用など露出をコントロールする特殊な撮影か、経験だよりのカンによる撮影とんります

 

初心者が使う必要ってあるの?

 

なぜ、最初からMモードを進めるのか。多くの場合プロやハイアマという人が、自分の使っている環境を、以前のものとしているからです。また、多くの場合、不特定多数に対しての説明であることが多いです。

一般に、基礎の基礎についてアドバイスさるよりも、いかにも、プロのテクニックっぽい事を開設した方が受けがいいので、商業的に正解なのです。

 

日の丸構図はやめましょう

 

これも定番ですよね。ですが、雑誌のグラビアを見て、日の丸構図とそうでない写真を振り分けてみましょう
圧倒的に日の丸構図のほうが多いはずです。
日の丸構図はもっとも普遍的で、安定し、間違いのない構図です
ですので、まずは、日の丸構図で撮影するべきなのです。
 
では、なぜ日の丸構図は駄目だといわれるのでしょうか
これは、日の丸構図だけでは代り映えしないので、別の構図で撮りましょうといわれたのが
いつの間にか、日の丸構図が駄目だという事になったのだと思います。
 
三角構図で撮りましょう
 
日の丸構図はやめましょうとセットで語られるのが三角構図で撮りましょうというのがあります。
三角構図がどのような構図かは、ここで説明しませんが
三角構図は日の丸構図と同じぐらい安定した、悪く言えばありきたりな構図です
日の丸構図をやめて、三角構図にきりかえた結果、三角構図だらけになり、似たような写真ばかりになった。
これでは、意味がありません。
日の丸構図にしろ三分割にしろ、非常に有用な構図です。
ですから、どちらも、きちんと使うことが必要です。
 
三脚を使わないと上手くならない
 
三脚の使用もやたら推奨されます。
個人的には、いきなり三脚を使って上手くなる人は大したものだと思います。
大半の人は三脚を使ってどうするか。
適当な場所で、三脚の足を一番伸ばして、その場で動かず撮影するという使い方です
その結果どうなるかというと
ガチガチにいつもと変わらない写真を撮り続ける事になります

これのなにがいけないのかという、写真というのは撮影位置を変える事で大きく変わるのテで、ある程度、そのことを理解しないから、三脚で固定してしまうと、その場でパシャリの強化版になって、何年たっても上手くならないようになります。

さらに悪いのが、三脚を使って撮影して、枚数を撮らない人です。撮影しなくて上手くなりますかということです。

 

とはいえ、三脚の使用は必要で、それは、Aモードの値の調整とか、シャッター速度の効果を体感する場合や、スローシャッターなど三脚で固定していないとできない事も多いです。

 

三脚は据え付けただけで、写真のかなりの部分を決めてしまうので、そこまでにすることをきちんとできないと、逆効果になります。ですので、そこがきちんとできていないと、失敗作製造機となってしまい、かつ、それらを固着してしまいます。

ですが、きちんと扱うことによって、非常に有用な撮影用具になります。

 

 

 これらの要素は、どれも必要がないとはいえないものです。ですが初心者が間違えて覚えてしまうと、逆効果になってしまか可能性があります。

 悪いことに、意欲がある、初心者ほど、訳の分からないまま実践し、理由がわからないまま、失敗を繰り返し、最悪の場合写真に見切りをつけて市うかもしれません。

 自分の写真が、上手くならないときは、一旦Pモードに戻してみる事も必要かもしれません。