ワーク・ライフ・スリープバランス 「睡眠」が見直されてきた背景を考えた | 考える道具を考える

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ワークライフバランスという言葉が流行している。

仕事と生活のバランスをどのようにとっていくのか?
日本人の働き方に対する国の政策的呼びかけから発祥したこの言葉ですが、
「会議術」で有名になった吉越浩一郎さんは、
これに「スリープ」すなわち睡眠を入れバランスをとることを上げていましたね。
(吉越式会議術から)


ワーク・ライフ・スリープ・バランス。
つまり、1日24時間の使い方では、
8時間を労働に、8時間をオフタイムに、8時間を睡眠にとりなさいということ。

ははぁ、確かに国のWLBの考え方に、
この睡眠という概念は入ってこない。
(国がいちいち国民の睡眠時間まで言うはずもないのだが‥)

で、考え方として、
毎日しっかり睡眠をとりなさいということは、
脳の活性化にとって極めて重要なことらしいのですね。

睡眠中も脳は活動している、とは茂木健一郎先生の指摘。
その睡眠中の脳を上手に活かすためには、
睡眠直前に、脳にいくつかの考える素材を与えておくということだと指摘していましたね。

問題解決したことではなく、
継続して考え続けなければならない課題を、
起きたまま考えるのではなく、
寝ながら脳に考えてもらうというものだったでしょうか?

朝、起きて、発想が閃いたら、それでOK。
寝床には常にノートを用意しておいて、
朝起きたら夜の脳内の出来事を記録することだというわけです。

そういえば、亡き先代の三遊亭円楽さんの落語にこんなものがありましたね。

‥‥私は最近眠れなくて困っていんでさぁ。
  それはね、夜寝ると直ぐに、朝起きた夢を見るんですよ。
  夢は、そのまま1日仕事をやっている自分となって一生懸命働いている。
  夢の中で、1日の仕事が終わって、さぁ寝ようかと思ったら、
  目が覚めて、本当の1日が始まるんでさぁ。

それは寝る暇はないですね。
結構、高度成長時代には笑えない小噺でした。

さて、今日も、朝です。
今日も1日、頑張りましょうねって‥‥これは、夢の中なのかな?