イメージングの力 | 考える道具を考える

考える道具を考える

The instrument which I think

伝えたい!
多くの人は「伝える」ことに懸命です。

仕事の世界だけでなく、家庭や友人との間でも、日常的に「伝える」行為が行われています。
しかし、自分の思いが正確に相手に伝わることは稀ですね。

誤解、思い込み、無関心‥。
それほど他者は、自分の言葉に関心を持っているわけではありませんからね‥。


だからでしょうか?
他者に何かを伝えようとする時、伝えたい中身を懸命に考え、そしてそれを言葉や絵やチャートや写真や映像などで表現しようとしますね。携帯メールでは、言葉だけでなく、小さな絵が気持ちの表現を補ってくれます。小さなワイングラスの絵が一つあるだけで「食事はどう?」という「意味」を伝えてくれるからですね。

しかし、本当に伝えたいことがある場合は、どのように伝えるかを考えるより、

 ‥伝えている自分の姿をイメージすること

が何より大切だと思うようになりました。

言葉を最初に考えるのではなく、伝えているシーンの中にいる自分の姿をイメージし、そのシーンの中で自分はどのように語りかけ、相手の言葉に反応し、そしてどんな表情をしているのか?

そんなイメージングの世界を、自分の脳の中で描いてみることが効果的だと思うようになったのです。

いわば、一歩先の未来の空間に自分を置いて、先取りしたシーンを想像する。その想像行為そのものが、実は「伝える」場面での言葉や意味を自分の中に定着してくれる。

但し、気をつけなければならないのは、そのイメージングは、どこか客観的でなければならいということ。自分の思い込みや欲望だけで空想するのではなく、どういえばいいか‥、そう映画監督になったかのような客観性が、このイメージングの世界には必要だということを忘れてはならないのですが‥。

  ‥想いは、実現する。

どう思いますか?