CIAなどのスパイもの映画が好きな私が選んだ今年最後の映画鑑賞は、「ワールド・オブ・ライズ」でした。
大人の魅力が増したレオナルド・ディカプリオと、この映画のために少し太らせた?ラッセル・クロウのダブル主演のスパイ映画です。
舞台は中東。時代はまさに現代。
対テロ作戦を展開する工作員ディカプリオとその上司であるクロウの活躍と人間関係と陰謀と裏切りと‥の物語ですね。内容は、是非ご覧ください。
スパイ映画は、最近ではマット・デイモン演じる記憶喪失のCIAスパイを描くボーン・アイデンティティのシリーズが楽しい。(第四作の制作もはじまりそう?)またCIA誕生秘話からその組織の成り立ちなどを描くグッド・シェパードも印象深い作品でしたね。
スパイ映画に嵌るきっかけは、007シリーズやナポレオン・ソロなどの初期の娯楽大作あたりからだったでしょうか? レッドフォードのコンドルやスパイ・ゲームも興味津々で観た記憶があります。
それにしても、CIAはスパイ映画に度々取り上げられますが、総じて「悪者」として位置づけられることが多い。それは彼らの戦略が、基本的に情報戦(文字通り中央情報局)にあるため、盗聴からはじまる様々な違法な活動と、陰謀を巡らす影の存在であるという印象が強いからですね。平気で人を殺す集団でもあるという印象も強いですからね。
そして、世界で発生するテロや戦争の影には必ずCIAの存在があるような印象で、どの映画作品でも英雄扱いするものはほとんどありません。(作戦が成功しても失敗しても影は影)その非情さにおいて、サスペンスには欠かせないテーマなのでしょう。
来年も映画の楽しみを続けていきたいと思います。
一年間ありがとうございました。