
羽生善治王座・王将のマジックを再び見た。
NHK杯争奪戦第三回戦。
対戦相手はA級の久保利明八段。
終盤で両者玉頭でのつばぜり合いを展開。
一手の隙をぬって、羽生二冠の王手が続く。
そして、詰めの途中、何と自分の金二枚を捨てきって、
自陣の飛車を活用、見事な勝利を収めました。
‥‥
何が凄いか? 詰めろをかけてから、
盤上にある自分の金を、
まるでパズルを解くように、
次々と切り捨てていき、詰めていったということでしょうか?
この最後の構想力。どこまで読んでいるのか分からない。
私も結構将棋の棋力はあると思っていましたが、
終盤のこの駒回しとでも呼べるような展開力に、
ただ見惚れてしまったのでした。
将棋にご興味のない方には、
伝え切れない内容だとは思いますが、
たった81マスの盤上での頭脳戦には、
勝負の美学があると‥‥感心するばかりです。