ロジカルシンキングの論理性 | 考える道具を考える

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小野田博一さんが2002年に出版した「論理思考力を鍛える本」(日本実業出版社刊)は、ハウトゥ本のようなタイトルだが、内容は演習中心で面白い。

高い論理性とは何か? それは‥

「結論と結論を支えるものの関係について正確な理解を獲得すること」

としている。言い換えれば、高い論理性とは、結論と前提との関係の理解度が高く、理解しているとおりに実践の場で使えることだ、という。

養老孟司さんも、科学的とは何かということで語った対談集で、

事実と推論による科学的検証

といっている。

但しロジカルシンキングの場合、この事実というのを前提と置き換えなければならないわけだ。何が事実かを問うと、簡単には実証できないけど、これは結論とか主張とか意見の基になるものであるので、前提が正しいかどうか検証しなければならないわけだ。

ビジネスの世界では、ある事を言おうとする時、それが論理的であるかどうかは重要なスキルであろう。
日常的にこのスキルを鍛えるためには、「批判的に捉える」ことが大切だと、著者の小野田さんは言っている。これをクリティカルシンキングというのだそうだが、この志向性こそが、実は論理を支えるもっとも重要な条件になるのですね。

ところで、このブログは、ロジカルだろうか? といつも思うのです。
個人の意見は、推論で成り立っているけど、前提が事実かどうか、もう少し考えていかなければなりませんね‥(苦笑)