裏テレビ
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ADはテレビ好きじゃないと続かない

 テレビ番組を作ってみたいという人は、まず、AD(アシスタント・ディレクター)から始めることになります。
 ただ、社員の場合、制作セクション以外の部署を経験して、いきなりプロデューサーとして、制作セクションに異動してくるというケースもありますが、なんの下積みも現場も経験せずに、現場スタッフをまとめなければならないので、かなり大変です。外部スタッフは、仕事をもらう立場ですので、表面上はプロデューサーにぺこぺこしてますが、内心は思い切り馬鹿にしてますw 
 頭のいい新任プロデューサーは、専門的な細かいことに口を出さずに、ディレクターが能力を発揮できるように采配をふるいますが、演出や細かいことにまで、口を出し始めると、大概番組はぐちゃぐちゃになるようです。
 さて、ADとは、文字から分かるように、ディレクターのアシスタントで、けっして2番目のディレクターという意味ではありません。あくまでも、アシスタントです。
 テレビ番組というのは、出演者、メイク、スタイリスト、美術、車両、撮影、音声、照明など、指揮しなければならない分野が非常に多岐に渡り、1年くらいで全てを演出指揮できるようになるのはまず不可能です。ですから、キー局の場合は、4-6年くらいADとして修行することになります。その中で、ディレクターの仕事を見て、覚えていくといった感じです。
 ADの仕事は、番組の種類によって、本当に様々で、それだけで1冊の本になるくらいですが、どの番組にも共通していえることは、ADの仕事の本質は、「ディレクターにどれだけ、演出に専念できる時間を与えられるか」という一点につきます。
 ADは、ロケや取材のアポ、調整、弁当の手配から、タクシーの手配、番組に必要な細々としたこと一切を引き受けます。ディレクターが何を考え、何をしたいのか、常に恋女房みたいに、考えていなければなりません。
 また、ディレクターだけではなく、スタッフ全員に気を配るのもADの仕事です。例えば、スタッフが外の店で食事をした場合はもちろん、仕事ではない飲み会の居酒屋でも、皆が店外に出たあと、忘れ物がないか、テーブルの下を見て回ったりします。座を盛り上げて、馬鹿をやり、しかし、けっして酔うことなく酔ったふりをし、そこまで気を配って始めて優秀なADと言われます。この積み重ねが、やがて自分がディレクターになったときに、まわりの信頼につながりますし、いろんなスタッフがどういう気持ちで番組に参加しているかが掌握できるのです。
 ADは、誰よりも早く出社し、誰よりも遅く帰宅します。当然、睡眠時間も一番短くなります。体力的には相当きつい仕事です。事務所で寝る者も出てきます。そんなきつい毎日で、テレビ番組は、放送ぎりぎりまで、撮影や編集をしていることが多々あります。当然、OAに間に合わせることが、至上命題ですので、トロいADを怒鳴り散らすディレクターもいますし、ケリを入れるディレクターもいます。体ボロボロ、心へとへと、そんな毎日ですから、ほんとにテレビが好きじゃないと務まりません
 最近は、テレビ局を志望する学生で、制作セクションを希望する学生が激減しています。給料が同じなら、ラクなセクションがいいというのが本音らしいです。
 皆さん、最近のテレビ番組はつまらいと思いませんか?その原因のひとつは、本当にテレビが好きな人間が、入社試験が激戦すぎてテレビ局に入ってこれなくなったことにあるような気がします。寂しい限りですね。

女子アナが玉の輿を目指すワケ

 テレビ局にはいろんな職種がありますが、やはり世間的に一番派手に見えるのは、女子アナウンサーではないでしょうか? 女子アナになりたいという女性が、とても多く、採用数名のところに、数千人の応募があったりします。
 女子アナには、いくつかの種類がありまして①正社員 ②外部&フリー と主に3種類の身分があります。ストレート・ニュース番組は主に社員アナが担当し、天気予報や情報番組とバラエティは、②のアナウンサーが担当することが多いです。ストレート・ニュースというのは、その日にあったニュースをストレートに伝える番組で、東京では主に夕方や深夜ニュースになります。それ以外には、調査報道番組というのがあり、「報道ステーション」や「報道特集」のように独自の取材で特集を組むような番組を指します。
 この女子アナ3種類の中でも、一番注目されているのは局社員の女子アナ。有名人や実業家との結婚がたびたびありますが、そういった玉の輿、サクセス・ストーリーみたいなものが、女子アナ志望の乙女心をくすぐるのでしょうね。
 さて、女子アナの結婚ですが、全員がお金もちと結婚して、寿退社を目指しているわけではありませんが、女子アナも30歳をすぎると、出番も少なくなってきます。制作サイドは、視聴率至上主義ですから、おばさんを起用する理由がまったありません。
 テレビ局の中には、高年収の男性スタッフがゴロゴロしていますが、女子アナが同僚と職場結婚したという話は、あまり聞いたことがありません。いくつか、理由があるのですが、一番大きな理由は、はっきりいって女子アナは、社外でそうとうチヤホヤされます。ですから、いまさら、生活パターンや収入を知り尽くしている同僚と付き合うよりも、社外の人間とつきあったほうが、数段刺激的な世界が広がっているのです。若い女子アナというだけで、アポなしで会えないような各界の超大物が声をかけてくれたりします。そして、大物は女子アナにプライベートの携帯番号も教えてくれますし、女子アナも教えたりします。
 テレビ局では、女子アナのプライベート情報はかなり厳重に管理されているので、自宅の電話番号や携帯番号は、アナウンス部の人間やプロデュサー、番組関係者と人事部の人間しかしりません。社員プロデューサーも番組が違うと知りません。当然、社員名簿みたいなものにも、載っていないのです。 
 以前、大きな事件があり、コメンテーターとして出演してほしい男性がいました。それまで番組でお付き合いがなかったので、知っているスタッフもおらず、困っていたところ、番組スタッフの女子アナが「あっ、わたし○○さんの携帯知ってます」といった感じです。 
 さて、若い頃は蝶よ花よで、チヤホヤされる女子アナですが、歳ととってくると、皆、今後どうしようか悩むようです。東京のテレビ局には、何十人という女子アナがいますが、番組に出ているのは、ほんの数名の女子アナです。まったくアナウンサーとしての仕事がない人も出てきます。そこで、他部署への異動願いを出したり、アナウンサー学校の講師や結婚式の司会で副業に精を出したりします。
 まあ、テレビ局の他の部署も当然、競争がありますが、アナウンサーほど、同僚の中で競争が激しい部署はないのでしょうか。日本の会社員としては、トップレベルの年収の女子アナですが、彼女たちは社外の芸能界や実業界の裕福な世界を見てしまい、洋服やファッション、グルメなど、仕事でも高級品に接してきています。つまり、会社員のレベル以上の世界を見て来ているのです。人間、そして女性は特に、一度上げてしまった生活レベルはなかなか落とせません
 いつ来なくなるか判らない仕事に打ち込むよりも「お金持ちとの結婚」にかける女子アナが増えるのも、仕方ないのかも知れません

テレビ局に入社するには

 いまや、テレビ局といえば、サラリーマンとしては、最高峰の給与水準です。
残業が多い部署ですと、入社5年目くらいで、年収1000万円を超えます。27歳くらいですから、あなたの大学の同級生の中では一番ではないでしょうか?
 まあ、普通にいって45歳で確定申告(2000万円)といったところです。 さて、テレビ局の入社試験ですが、まず、大学を卒業している必要があります。
 この場合、外国大学は大きなアドバンテージに、やはりなります。それだけで、目立ってますから。アナウンサー職を除いても、5千通以上の応募があるわけですので、まず、書類で目立つことは大切です。
 はっきり申しまして、これだけの数が応募してきますと、最初は落とす試験になります。つまり、書類審査で、これはダメだろというような、箸にも棒にもひっかからない、応募者を落とします。
 つまり、特別なコネがない限り、偏差値が50以下のような大学は、書類で落とします。もし、あなたがそういう大学に在籍している場合は、応募するだけ無駄ですから、他の会社を受験しましょう。
 マスコミにおいて、出身大学で選別するというのは、いわゆる社会常識テストみたいなもので、どの程度一般的な教養を身につけているかを重視するためです。偏差値50程度の大学にしか、入学できなかったということは、別に大学で差別しているわけではなくて、その程度しか勉強しなかったあなたを怠け者とそう評価しているわけです。
 まあ、人気大学の入学試験も、人気企業の入社試験も同じで、倍率40倍だ、50倍だと騒いでいますが、本当に合格不合格の争いをするのは、1/10くらいの受験者なのです。ですから5000人応募があったとしても、実質競争をしているのは、数百人です。
 さて、書類審査に合格したあなたは、一時面接を受けることになります。
まあ、内定をもらう最終の役員面接まで、3回くらい面接があるわけですが、はっきり言って、これといったテクニックはありません。また、面接攻略本を読んでも、意味ないです。
 1次面接は、まあ、あなたが後輩になってもいいかどうか、ほとんど「感じ」や「印象」ですね。せいぜい5分くらいの1次面接では、そのくらいしか、判りません。応募作文や履歴書見ながら、その確認ですね。
 2次面接、ここが正念場ですね。ここでは、選ぶことに重要点が置かれます。面接試験を通して、面接官が見ているのは、
  あなたが大学生のときに、どんなことをしていたか?
  その学生時代のすごし方から、こいつは会社でどんな行動をしそうか?何ができそうか?
この2点のみです
 3次面接や最終面接は、こっちとこっち、どっちを選ぼうかな~、つまり、恋人を二股かけてて、どっちにしようかな~ってのと似てます。あなたが、モテモテで、同時に二人の異性から交際を申し込まれたらどうしますか? どうやって選びますか? それと同じです。ですから、あんまり、ジタバタしても、仕方ありません。落ちてもクヨクヨしないように。
 まあ、強いて言えば、オヤジウケする業を日頃から研いておきましょう。マスコミの場合も、上層部は一般企業の重役とあまり変わりません。1次、2次面接あたりでは、とっぽい面接官もいますが、3次面接するような偉くて、出世した人は、サラリーマンです。そのへん間違えないように。
ちなみに、理系の方は、いまどき、テレビ局では社員カメラマンなぞいません。全部外注です。理系の技術系社員は、もっと大きな放送システム全体の管理が仕事になります。
 
 さて、ここまで、書いてきて、テレビ局に合格する秘訣がわかりましたでしょうか?つまり、大学3年の後期になって、テレビ局を受験しようと思ってから、何か準備しても遅すぎます。
 あなたが、スポンサーや広告代理店の子息でもなく、まして芸能人や文化人の子息でもなく、アメリカやイギリスの大学を卒業したわけでもないあなたは、よほど大学時代に「なにか」をしていないと合格しません。 頑張ってください。
 全然、答えになってないな。。。。