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ever onward -音楽・プラットホームでご飯を食べていくため -

会社員でいる傍、音楽・WEBプラットホームサービスを立ち上げたいと思い、個人事業主としてサイト運営を2018年春からスタートさせます。

僕はレコード会社の宣伝業務に10年間

携わっている。

10年の中で、プレイヤーとして宣伝する

「プロモーター」からプロジェクトの宣伝費
をコントロールして、行う「アーティスト担当」まで担当してきた。


その経験の中で感じるプロモーションの

質の変化と今後どの様なプロモーションに

変わっていくかを僕の目線でお話できれば

と思います。


従来のプロモーションとは、各媒体

(テレビ・ラジオ・雑誌・新聞・WEB)を
駆使して、他のメーカーのプロモーターと

日々枠を取り合ったり、媒体との企画で

新たなプロモーションの枠を構築したりし、
ユーザーの目に触れる物理的露出を増やす
事がプロモーションに繋がるとされてきました。上記は、人力で対媒体・対レコードメーカーがギブアンドテイクの中で作り上げられる事例なのだが、もちろん予算を使って

広告を出す事も珍しくない。


予算を使った宣伝手法の代表としては

TVスポットや街頭ボードWEBのバナー施策

You Tubeの広告など種類は様々で金額も

ピンキリではあり、更に奥深くまで話と、

楽曲の一部の権利を媒体におすそ分けして、媒体も商品が売れるとロイアリティが入る

「出版」というやり方もある。


近年では、音楽業界に止まらず、宣伝費を

削減するという事は珍しくない、というのも
売り上げが思ったように伸びず、

プロジェクトとして停滞した場合、真っ先に削減される予算は宣伝費になる。

どの業界もそうかもしれないが、WEBの流行に伴い、情報の統率が取れず、今までの宣伝手法が通じなくなってきた。

それは何故かというとWEBによって趣味趣向

が細分化されて、従来のライフスタイルが

一変した。

例えば、この年齢層はこの番組をよく見るとか、この世代はこの雑誌が今熱いなど、

ターゲッティングし辛くなり、統計的な宣伝

が通用しなくなってきた所にあるからだ。


ここ最近の宣伝手法としては、お手軽に発信

できる、WEB上でバズらせるネタを放り込んでそのネタを波及させ、他のレガシー媒体(テレビ・ラジオ・雑誌)へさらに波及

させて行くというやり方になってきている。

ひと昔前までは、トレンドを作るのはテレビとされてきていたが、スピード感からか、

WEBからまず流行を作り テレビがそれを拾うという形になってきている。


悩ましいところは、WEBでバズらせるといっても、そんな数打てば当たるような次元では

なくなってきているのが現実で日々局地的な

情報を個々で発信をし、そこに賛同するフォローワーを蓄え、満を時した時に「バズり」が起こると考えている。

ちょっと前までは、ベンチャー的なWEB制作会社やバズらせる事を専門とした、会社も存在し(今もあると思うが)瞬間的にバズを

起こす事もできていたが、ユーザーもアホではないので、その見分けは個々の判断で簡単

に見透かされてしまう様になってきた。


では、どの様にバズらせるのか、

それは、決めた軸・コンセプトを振らさずに日々面白い事やってるこんな事他ではやんないでしょ?という目を引くあれこれを日々個人で発信していく事が一番の近道だという事。もっと言えばそれがマニアックなジャンルで、あまり興味を持たれないんじゃないか?と思う事でも自信をもって発信し続ければ、自ずと結果は付いてくると思っている。


SNSで最近フォローワーが多い人たちというのは、みんな足並みを揃えて、同じような気質の人たちが多く、そんな専門家いないじゃん

っていう様なジャンルでも専門性が高く軸をブラさずに発信している人たちばかりです。

そこは、自分が面白いなと思う人たちのツイートを研究したり、色んな手法を見る事で自分の発信力を磨く勉強になると思うので是非

とも試してもらいたい。


音楽アーティストの不器用な部分はその「自分発信」が苦手な人たちが多い事が一つ

この時代に付いていけていない部分かと

思っており、バンドだろうがSSWだろうが、自分発信が上手いひとたちこそ、フォローワーを獲得できていると思います。

もちろん、アーティスト性によって敢えて情報を少なくして枯渇感を煽る事でヒットする

人たちもいるが、そういう人たちは発信している音楽・歌詞の世界観が独特な例がほとんどだという事を色々分析していくと面白いと思う。


少なくとも、この辺りの「自己発信」が音楽業界にも根付いてくればYou Tuberよりも凄いバズを起こせると僕は信じている。

自分の思想を切り売りする、アーティストだからこそ、真似できない何かがあると思っているので、その辺りも少しづつ変えていける

裏方でありたいなと思うこの頃です。