ever onward -音楽・プラットホームでご飯を食べていくため - -25ページ目

ever onward -音楽・プラットホームでご飯を食べていくため -

会社員でいる傍、音楽・WEBプラットホームサービスを立ち上げたいと思い、個人事業主としてサイト運営を2018年春からスタートさせます。

今日は少し専門外の話ですが、アーティストの収入の一つである興行(ライブ・イベント)についてお話します。

タイトルの通り、インターネットの普及に伴い、様々なアーティストが気軽に情報を発信できる様になった今、フォローワーを各々で集めれるのでそのコアファンに対してライブというコンテンツを届けやすくなった部分は全体のライブ興行収入の底上げがされている状態です。ただ、ライブを行う為に物理的な問題に現在直面しており、この問題はある種、国も巻き込ま無いと、音楽という文化を停滞させてしまう状況にあると思います。


問題① 物理的に会場の数が足りない

みなさんも普段何気なく行っている、ライブの下準備は2年前から始まっている事がほとんどです。というのも、日本の一万人以上収容の会場は数が限られてるが故に、2年先まで会場の予約が一杯になってしまっている状態です。しかも、人を集めやすい曜日は土曜・日曜・祝日に集中しているのは当たり前なので、主催側としては券売のリスクを背負わない為に一般の方々が休みの日を先に会場押さえする事になってしまいます。勢いがあるアーティストであれば平日に会場を押さえてチャレンジも全然できるのですが、やはり、一般的に休日になる曜日を押さえたいとなると。2年〜3年先までの土日・祝日が埋まっているのです。

正直、2〜3年先の話を固められているアーティストはほとんどいなくて、希望的観測から会場を押さえる事はほとんどなのですが、もし、2年先にできなかった場合、キャンセルすればキャンセル料を取られるリスクが発生します。その部分を考えてしまうとやはり現実的なプラン構築は1年〜1年半ぐらいまでが限界だと思っております。


問題② 会場が取れないので、キャパシティ的に減ってしまう会場を複数日押さえる

上記の2年〜3年先の動きが取れなかった時、必然的に大きい会場でやりたくても会場を抑えられ無い状況から、キャパシティ的に少し小さい会場を複数日に分けて開催せざるを得ない状況になるという事です。最近よくある事例としては、前のツアーは1万人規模でやっていたのに、キャパシティのランクが下がっている。。とアーティストのファンによっては思っている人がいるかもしれませんが、2日、3日に分けて通算1万人超えるライブを組むしかなかったパターンの事が考えられます。このデメリットとしては、3日間稼働する事によって会場費・人件費などが3倍に膨れ上がる(会場費は1.5倍ぐらいかと思いますが)問題に直面します。通常1日でできれば、その分経費を抑えられていたモノが、会場の押さえができなかった事で2日間・3日間に分けざるを得なかったという例も珍しくありません。


問題③ ブランディングに影響する

会場が思う様に押さえれない状況に直面した時に、アーティストそれぞれに欠かせ無いブランディングで「武道館でやります」と「初のアリーナツアー」とライブプロモーションで打ち出せる事は、それまで何となく知っていたけど、ライブには行った事なかった、武道館でやるなら、アリーナツアーやるなら行ってみようという層を取り込む機会損失に繋がってしまうという所に繋がってしまいます。これは本当に勿体なく、本来なら武道館でやりたい所をホールでやらざるを得なかったとか、よく聞く話なのです。大きい会場でライブを行う事は一種のプロモーションでもあるので、ブランディング構築に大きく影響する様になります。


上記の問題をどの様に解決するか?なのですが、これは物理的に会場を増やす他無いのです。


一番重宝される会場規模はZepp規模・BLITZ規模です。この辺りの会場をもう少し増やせればさらに上のキャパシティを狙えるアーティストの会場不足問題を少しでも解消できる部分にあります。とは言え、音楽以外の興行ももう少し増え無い限り、会場のオーナーも増える事は無いと思いますので、インターネットのイノベーションでこの辺りの問題を解決する事で音楽という文化も全体として更に注目されていくと思っております。