もし都内で震災が発生した場合を考えて、職場から自宅に帰るまでをシュミレーションしてみました。
私の自宅は八王子市。勤務先は東京都江東区豊洲にあります。
通勤は中央線、南北線、有楽町線を利用し自宅から会社まで1時間40分ほどかかっています。
距離にして約45kmあります。
もし、東京を大震災が襲い、交通が完全にマヒした場合、45kmを歩いて帰らなければならない。恐らく途方に暮れてしまうでしょう。
平均的な歩行速度の時速6km/hで、休憩を挟まず道に迷わず最短で歩いても7時間半は掛かる見込みです。
仕事が終わった18:00にスタートしても、家に着くのは25:30(深夜1:30)です。
災害時は、震災時帰宅支援マップを活用し、帰宅ルートを実際に歩いて帰ることになるのですが、45kmという距離はかなりしんどいものがあります。
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夜間歩くのに必要なもの
懐中電灯
栄養サプリ
水
雨が降ればレインコート
ティッシュ(トイレ用、救急用)
手袋(防寒、作業用)
アルミ温熱シート(休憩時の防寒)
非常用袋
携帯充電器
震災時帰宅支援マップ
マスク
医療セット(バンソウコウ、テープ、塗り薬など)
こちらで防災用具の支援セットをまとめて用意する事ができます。
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就業時間の勤務先からスタートします。シュミレーション開始です。
《オフィス街》
この辺りは、歩道が広くて歩きやすいですが、オフィスビルが多いので、大地震があったらガラスが降ってくる可能性があります。ヘルメットもあった方が良いかもしれません。
《高速道路の橋の下》
もし、震災で高速道路が崩壊した場合は、ここを越えられるでしょうか。おそらくかなりの距離を迂回することになります。
《災害用伝言》
ちょっと余裕が出てきたら災害用伝言ダイアルで番号を録音してみます。
《靴ずれ発生》
歩いて10km、時間にすると2時間後に新宿に到着する見込みですが、この時点で靴ずれが発生する可能性が高いです。
出発時に、靴ずれしそうな部分にあらかじめバンソウコウを貼っておいても、 それがはがれてしまったら、見事な靴ずれになってしまう可能性が高いです。
靴ずれは経験したら分かるのですが、これは相当痛いです。ひどいと歩くのを断念するほどです。
出発の時点で医療品がないと、途中で薬局やコンビニ寄る必要があります。あらかじめ用意して時間のロスにつながるのは避けたいですね。
《看板落下の恐れ》
新宿の伊勢丹前は看板が多いのが恐いですね。たとえヘルメットをしていても、大きな看板が落ちて直撃したら助からないかもしれません。
《高層ビルは5~6メートルも横揺れする?》
残り40kmで西新宿の高層ビルに到着します。東南海、南海地震が起きて、長い周期の震動があると、高層ビルによっては共振し最大5~6メートルも横揺れする事もあります。
《トイレをもよおす》
出発前に水を飲むと、この辺りでトイレが必要になります。
震災時帰宅支援マップで調べると、近くの公衆便所を探し出すことができるので、便利です。
《食事》
お腹が空いた時は、普段用意していた栄養サプリやカロリーメイトなどがオススメです。
《公園で水の補給》
京王線ルートだと歩いて3時間ほどで調布駅に到着します。水はペットボトル2本飲み干してしまうぐらいに疲労しますので、近くの公園で水の補給が必要になります。公園はすぐに見つからないので、 震災時帰宅支援マップが必要になります。
《もし水道が止まってしまったら?》
実際、震災時には水道が止まる可能性があるので、当然公園の水も期待できないと思います。
その場合は、「帰宅支援ステーション」と呼ばれる都立学校や、帰宅支援に参加するガソリンスタンド・コンビニに頼ることになります。
こちらは事前に調べておきたいところですね。
《6~7時間での到達ポイント目安》
歩いて30kmほどで府中駅付近に到着します。
18:00にスタートすると、この時点で24:00。
このペースだと8時間で立川に到着する見込みです。
足が重くて辛い上に、外は真っ暗なので、懐中電灯が必須になります。
目的地の八王子市まではまだまだ遠いです。
ここで先に進むべきか、公園で寝泊りするか、どこかに泊まるか選択を迫られます。
ここで一旦休憩し、日が昇ってからスタートすると考えると、あらかじめ用意したアルミ温熱シート(休憩時の防寒)で公園で休憩する事になるかと思います。
《橋が崩壊していたら?》
震災時は、帰宅ルートで橋が崩壊しているかもしれません。
その場合は、別の橋に迂回し、数km余計に歩くことになり、負担が大きいです。
ラジオや帰宅支援ステーションで、できるだけ事前に情報を収集したいところです。
《八王子駅に到着》
当初は最短で7時間半と書きましたが、途中コンビニに寄ったり、食事、飲み物の補給、休憩を挟むと10時間以上かかる計算になります。
18:00スタートですと、28:00(朝04:00)到着です。
駅から自宅まで30~1hとすると朝05:00になり、体力がないと疲労感はハンパないですね。
まとめ
・夜間に帰宅した場合は、1日で40km以上歩いて帰るのは大変危険で、無理です。
・夜間途中で泊まる際は防寒シート など寒さに凌げるものが絶対に必要。
・非常持出品 はしっかりと準備すること。特に、救急用品が無いと最悪動けなくなります。
・災害用伝言ダイヤル を使うため、公衆電話の場所の把握や、コインは多めに用意しておく。
・水は全部飲み干す前に補給すること。特に夏は要注意。
