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和枝(キムラ緑子)の交際相手の安西(古舘寛治)が来ることになり、め以子(杏)らは結婚を意識してのことでは、と盛り上がる。
め以子は、和枝から当日の献立を一緒に考えるように頼まれて喜び、安西の出身地に合わせた長崎の料理を提案し、はりきる。
当日、和枝と知り合ったきっかけの株のことなどをなごやかに話す安西。
しかし、悠太郎(東出昌大)は、め以子と和枝が作った長崎の料理を前にした安西の様子に、不信感を覚える。
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和枝の玉露は最上級のおもてなし
西門家では、和枝が先生(安西)を連れてくると言い、驚く一同。
こうして家族みんなで安西先生を迎える準備をすることに。
先生は西門家が円満だと思っているらしく、つじつまを合わせようと和枝はいう。西門家の一同もそういうことにしておく事に。
和枝はお静さんの事を「お母はん」と呼び、みんなもそう呼ぶようにとの事だ。
め以子にも当日はおなごしみたいな格好をやめ、悠太郎の嫁らしくしておきなさいと言う。
和枝は静の事をお母はんと呼んだり、め以子の事を悠太郎の嫁らしくしておきなさいと言ったり、とても違和感がありますね。
和枝はめ以子に対して厳しい人物だったのですが、利害関係が一致すれば案外ころっとめ以子の味方をすると書いていたので、め以子の和枝ちゃん攻略も糸口が見えてきました。
予告にもありましたが、和枝が頬を叩かれているところに、め以子が和枝を救う事で明るい西門家に近づくのでしょうか?
悠太郎が正蔵の事はどう話しているのか聞くと、まだ何も言っていないからどないしようという和枝。
め以子はこの際、うちに来てもらったらどうかと提案し、静も乗るのだが、8年前に山に遊びに行って行方不明になってしまった事にするという悠太郎。
最初は考えもしなかったのですが、一番厄介なのは悠太郎なのかもしれませんね。
妻にとっての障害は誰なのかを考えたとき、最初は姑かと思いましたが、夫というのは意外かも。
め以子が洗濯物を干していると「め以子はん」と和枝に名前で呼ばれる。
和枝は先生がお越しになる際の料理を一緒に考えて欲しいと持ちかける。
め以子は和枝と一緒に料理を考えることになり戸惑いを見せるも、嫌なん?と和枝に睨まれると一生懸命考えますと慌てる。
め以子は安西の著書に書かれた経歴を見る。
『安西真之介。東京帝国大学卒業後、米国に留学し経済学の研究を進める一方ニューヨークウォール街の株式取引の実情をつぶさに観察し、独自の株式理論を構築した。高山高等商業学校教授を経て、京都帝国大学経済学部教授に就任。』
珍しいものを出したい和枝は、め以子と一緒に何を出そうか考えるが、長崎県出身の経歴を見つけ、長崎の料理を出すことに。
和枝は大将が長崎出身のお店があると、お昼食べがてらに聞いてくると一人出て行く和枝。
<お忘れかもしれませんが、め以子はイワシが唯一苦手な食べ物であったのでした>とあるのですが、そんな説明あったっけ・・・と忘れていました。悠太郎の納豆が嫌いなエピソードは知っているんですが・・・。おかしいなぁ。
今週のテーマは「大嫌いっていわしたい」。め以子が大嫌いなイワシ。誰に大嫌いと言わせたいのでしょうか。安西に騙されている和枝に、安西の事を大嫌いと言わせて別れさせるというお話でしょうか。
市役所では、悠太郎が和枝の事を藤井に話すと、「あのお姉さんがね」という反応を示す。
どこまで分厚い猫かぶりはったんかと笑う悠太郎に大村が
「今までの方が猫かぶっとったんちゃうか?根は真面目で几帳面な人やろあの人。大事にされたらええ奥さんになるんとちゃうか?」
と好意的な反応を示す。個人的には同意。
悠太郎が家に戻ると、和枝がめ以子に料理を教えている。
今まではめ以子におついのやり方もご飯の事も全く教えようとする気が微塵もなかった和枝ですが、め以子と悠太郎が大阪行きの列車に乗っているときに、利害が一致すれば和枝も案外簡単に味方すると書いたのはこの事です。
その時に本当に怖いのは静と書いたのですが、実は悠太郎かなと思いました。
錦糸玉子の切り方が全くなっていないめ以子に和枝は鮮やかな包丁捌きを披露する。
玉子が細く切れていく様は、さすが和枝ちゃんやで。
代わりにごぼうのささがきをめ以子にやらせるのだが、め以上の手付きを見て「ささがきいうんは笹の葉の薄さで。わかってはるな」とめ以子をびびらす和枝。
素材の厚さも料理にとってはとても重要ですね。薄く切れば切るほど上品な味になり、逆に大きく切ると大胆な味になります。
食べ比べてみると分かるんですが、厚さが違うだけで味もかなり変わりますね。
本来は見て覚えるものなんですが、め以子は和枝に教えてもらってありがとうの一つぐらいは言えないとダメです。
食器選びも欠かさない和枝は、それぞれの料理に一番合うものを選ぶ為、め以子に蔵の中の食器を洗って磨かせる。
料理に合うお皿を選ぶところまで気が付く和枝ちゃんはすごいですね。
<かくして、安西先生がやって来る日と相成りました>
座敷では、和枝が安西に氷で出した玉露を出す。ガラスの茶碗に入ったお茶は、夏の日に涼しさを感じさせる。
和枝ちゃん玉露出せるんかい!ほんまプロやなぁ。玉露の茶葉って良いものだと何万円もする代物なんですよ。それぐらい和枝ちゃんのお・も・て・な・しは気合が入っています。
テーブルの上には天ぷらや錦糸玉子をまぶした押し寿司。豚の角煮などが並んでいる。
これ、何の料理ですか?と聞く安西だが・・・め以子の表情が固まる。
め以子は安西先生って長崎出身じゃなかったっけ?という風に。
でも、ほんとにこれなんですか?って料理ですよ。緑のとパイのやつ、何の料理でしょうか。
和枝はお里、長崎ですよね?というと
「あっ、ああ~そうでした!両親はとうに亡くなっていて、外遊や東京で・・・はあ~いや、懐かしいです。」と答える安西。
不思議がる静や悠太郎。
実際に食べてみる安西に、どうですかと聞く和枝。
「里の味と・・・嘘はいけませんね。
私はこんなごちそう頂けるような育ちじゃなかったんです。貧乏人のせがれで。
東京である銀行家の馬番をしていたんです。
そこで盗むように金の事を覚えて言って、それがあるじの目にかなって学校に行かせてもらえたんです。
和枝さんはきっと、いいおうちのお嬢さんなんだろうと思うと。言いあぐねてしまって・・・」
晩餐も終わり、安西を見送る和枝。
西門家では悠太郎は安西の事が怪しいと口にする。世話になった旦那さんの名前も答えず、食べた事がなくても故郷の料理ぐらいは知ってるものなのだが・・・。
静も変だと思っていた様子で、初めは金目当てかと思ったけど、うちは借金しかないしと言う静に、勘ぐり過ぎだという悠太郎。
姉の事を心配している悠太郎を見て、め以子は微笑む。
「心配してるんですね。お姉さんのこと。」
「今度は幸せになって欲しいですから。」
悠太郎はそう言うと静、希子、め以子は微笑む。
和枝は安西を見送り、立ち去ろうとする安西だが、足を止め帽子を脱ぐ。
「あの・・・私と一緒になってくれますか」
安西の言葉に驚いた表情で固まる和枝。
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今日の話は安西の怪しい発言よりも、和枝ちゃんのおもてなしばかりに目がいってしまいました。
氷で出した玉露、飲んでみたいですね・・・。安西先生もどうやって作るんでしょうと聞いていました。
安西先生というと、スラムダンク世代としてはあっちを思い浮かべてしまうのは自分だけでしょうか。
安西先生「め以子くん、あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?」
め以子「安西先生・・・料理が・・・(いわしの)料理がしたいです・・・。」





