息子が信頼できる人のひとりになってくれたスクールカウンセラーの先生(仮にB先生とします)とは、もう3年のお付き合いです。
いつもお話しの最後に「お役に立てなくてすみません!」とおっしゃるんですが、話を聞いてくれるだけでもとても心強いし、B先生のおかげで息子の背中を押すべきタイミングを知ることができています。
ここのところ息子は登校の機会が週3回になって、だいぶダメージを受けています
①修学旅行の話し合いになるべく参加する(サポートルームからなど)②サポートルームを利用する(少し勉強)③週末に担任の先生と立ち話(プリントを受け取ったり、翌週の予定の相談をしたり)
①に関しては、修学旅行のためのステップだから、修学旅行が終われば無くなるかな〜。②に関しては、できるなら継続すれば良いと思う。③に関しては、今後も必ず続けたい。
というのは私の意見で!笑
息子としては②と③で精一杯という感じです。
学校へ行く予定の日になると、必ず「行きたくない!行かない!」と言い始めるのだけれど、「とりあえず顔だけ出して、帰りますって先生に言いなよ、先生待ってるんだから(私キレ気味)」と半ば強引に連れて行き、しかし息子は先生に「帰る」と言えず、そのまま在校…
ルーティン化しているかのごとく、これの繰り返しです。
ちょっと強く出すぎだろうか、もっと気持ちを汲んであげたらいいんだろうか、もっと穏やかな励ませないものか…悶々
先日の面談でB先生に「けっこう無理やり連れ出してるんです。息子に対してガミガミ言ってます」と相談をしたら、「でも、外に出てくるんですよね?」と。
「たしかに、それもそうですね…前はトイレに閉じこもったりしてましたね」
亀になってうずくまることもあるけど、気持ちがほぐれるまでの時間が短くなってきたのは確かにそのとおりだなと思いました。
B先生としては、「このまま、登校するというハードルを越えられそうな気がする」そうです。
私としては、登校することによって本人が抱えている負い目だったり不安感を乗り越えられたらいいな、と思っています。
登校がゴールということではなく、人として一歩成長してくれたら、という思いです。
息子もポツポツと自分の気持ちを言葉にするようになってきて、「あの時はもっとこうしたほうがよかったかな」とか「もっと自分の気持ちを言えるようにならなきゃ…」と話してくれました。
それに、「相手の望む答え」が言えないことに対する不安、そして「自分の気持ちがうまく言葉にならないこと」があると教えてくれました。
担任の先生は息子に対して「先生だって、〇〇(息子)が嫌なことは無理にさせないし、させたくない。それに、自分で『嫌だ』とか、『こうしたい』って言えるようにならないと、〇〇が損をするんだよ」と語りかけてくれました。
具体的な言葉として答えが出せなくても、態度ではなく言葉で伝えられるようになったら、きっと本人も楽になるんじゃないかなぁと思います。
私だって未だにうまく出来ません
イライラしたら態度に思いっきり出るし、言葉はトゲトゲするし!どっちが子どもか分からない
それにやっぱり、自分の不登校時代を思い出しても、「理由・原因」なんて全く思い出せません。完全に記憶から抹消されてます笑
今日これを書いてみて、「登校がゴールではないこと」や「あなたの成長を感じていること」を改めて息子に伝えたいな〜と思いました
昨日より今日、今日より明日、絶対に成長しているはず!!
そういえばいつの間にか、足のサイズがほぼ同じになりました!背を追い越されるのも、時間の問題だな〜