11月中旬から取り組んでいたのが、このTL125バイアルス初期型のレストア。
このバイクは日本の高度経済成長期の最後期の1973年に新発売されたバイクでトライアルを文字って
バイアルスと命名されたそうだ。
トライアル競技をイメージして設計された割には、その能力は低い。
しかしながらオフロード性能はそこそこあり、またツーリング用として使用した場合にはゆっくりを楽しめる
オートバイだと思う。
またそのスタイルは一言でいつならば“スリム”、まるで栗のイガをむくと両端はまるまるとした栗の実で
その間に挟まれたペタンコの実、それがこのバイアルスのタンクだ。
タンク容量は4.5Lで平均燃費は40km/L。
色々くよくよ思い悩む日があれば、一度バイクに乗ってみよう。
自然の中で空を見上げ、冷たい空気を肺の中にいっぱい吸いこもう。
自分がまだ自由である事にきっと気づく。


