日本の環状遺構 (Google Map)
「サウジアラビアの遺構(Google Earth)」を書いていたら、日本にあるいくつかの遺構
(主に縄文時代のもの)を思い出しましたので、整理がてらGoogle Mapで眺めてみました。
ある程度はWikipediaに整理されて来ている様なので、そのうちGoogle Mapで見つけ
易そうな箇所をいくつか紹介してみます。
いちばん印象に残っているのは、「大湯環状列石」なので、まずはそこから。
大きなものが2つと、小さなものがいくつか点在しており、中には「日時計」タイプもあります。
整備状態は良好で、すぐ北側に展示館が建てられており、駐車場も完備されています。
北東3kmほどのところに大湯温泉があるので、泊りがけで訪れることも可能です。
大きなものが3つ、中小規模のものがいくつか、集まっています。残念なことに西側部分は
国鉄の工事のときに破損してしまった様です。駐車場や案内設備の整備が進んでいます。
線路沿いにあり、小ヶ田駅からも10分程と近いので、徒歩で訪れることも充分可能です。
また、大館能代空港から北西に約2kmしか離れていませんので、ランドマークにはなります。
直近には駐車場がなく、駐車場のある展示施設からは南に約1.5kmとかなり離れているので、
少々歩く覚悟が要ります。有名な三内丸山遺跡と併せて訪れるには良いかも知れません。
(道央自動車道の真上にあるので、クリックする場所によってはトンネル内が表示されます。)
道央自動車道の真上に位置してしまっているので、保存のために真下にトンネルを掘って
整備しています。大沼国道沿いの史跡公園会館付近から西に1.5kmほど登ったところで、
桂川駅からだと2km程のところになります。函館戦争のときに榎本軍が上陸した場所も
ほぼ同じ所ですので、そのときの戦没者慰霊碑を目標にしても良いと思います。
田端環状積石遺構 (田端遺跡)(東京都町田市小山町):Mapはこちら。
多摩境駅から歩いて10分ほどのところです。町田や相模原の周辺は縄文時代の遺跡が
沢山あるのですが、ほとんどは発掘調査だけで、あまり保存されていませんから、ある意味
貴重かも知れません。(私もこのエリアの発掘調査は相当数こなしましたので、経験的に。)
番外その1:深谷通信所(横浜市泉区):昭和20年に海軍通信所として運用を開始、終戦後は
在日アメリカ海軍が接収して送信所として使用していました。(受信所は上瀬谷通信所。)
ようやく返還されましたが、その後の整備はあまり進んでいない様です。Mapはこちら。
縄文時代ではなく「昭和の遺構」ではあるのですが、実に綺麗な円形です。
中にいくつか見える小さな円形は、それぞれにアンテナ柱が建っていました。
内側のフェンスの外は、米軍基地でありながら出入り自由になっていましたし、
県道が通っているうえにバス停まであるので、結構おおらかな雰囲気でした。
(基地祭のときには、フェンスの中にさえ入れてもらう事が出来る程でした。)
近くの変電所から専用の高圧線を引き、敷地内に変電所を用意する必要がある
程の大出力、かつ広帯域で、その電波障害の影響で、周囲の住宅地では共同
受信設備を使っていましたが、返還とともに、それらの設備は廃止されました。
番外その2:御池山隕石クレーター(長野県飯田市):よく見ると、円形です。Mapはこちら。
日本国内で初めて確認された隕石衝突の痕跡です。数万年前に直径数十メートルの隕石が
衝突してできた地形で、衝突の結果残される各種の変化も確認され、国際的に認められて
います。直径は約900m、内外で植物の色が異なるので、境界を見分けることが出来ます。
西側に見えている道は自動車の通行が可能で、拡大してみると、実際に自動車も
写っています。総合案内板のところには、駐車場もあります。
「しらびそ高原」からは約2kmほど南側になります。
(以上)






