HMS Queen Elizabeth :漏水(初期不良)
同じ名前の客船をイメージする方が多いと思いますが、英国海軍最新鋭の空母のお話です。
「英史上最大の空母、浸水起こす 2週間前に就役式」(AFPBB)
「HMS Queen Elizabeth: Leak discovered on new £3.1bn aircraft carrier」(The Independent)
Photo: Andrew Linnett/MOD HMS Queen Elizabeth R08(Wikipedia)
12月7日に就役式が行われ、海軍側での試験航海が始まったばかりなのですが、現状では
1時間あたり200lの海水がスクリューを回すメインシャフトの密閉部から浸入している様です。
(この程度なら、「排水ポンプを動かし続けていれば一応大丈夫」な状態です。
余談ですが、一部システムにWindows XPが使われているという話もあります。)
民生品なら初期不良のクレームで新品交換なのでしょうけれど、一点物の軍艦ともなると
そうは行きません。まして現在の女王の名前を冠している以上、交換という訳には・・・ね。
一応、母港のPortsmouthのドックにはBAEもありますので、ここでも対処は可能でしょう。
ただし、船体が大きすぎ、また重すぎるので、乾ドックに入るかどうかは疑問です。
HMS Illustrious 19 August 2006(Wikimedia Commons)
いちばん大きいのは既にトルコでスクラップ処理されたHMS Illsutrious R06の最後の姿です。
でも、恒久的な処置となると、建造したRosytheの造船所に持ち込むことになるでしょう。
こちらの乾ドックは、船体の大きさに合わせて一部改修されている様です。
Photographer's Mate 2nd Class Charles E. Hill(Wikimedia Commons)
いちばん大きいのは既にトルコでスクラップ処理されたHMS Invincible R05の最後の姿です。
いずれにしても、当分の間はDevonportにあるヘリコプター揚陸艦のHMS Ocean L12だけで、
あとはF-35Bの導入開始までは実質「空母なし」の英国海軍という状態が続くと思われます。
HMS Ocean L12 LA(Phot) Guy Pool (Wikimedia Commons)
(追記)
2017/12/21に、2隻目のHMS Prince of Walesが予定より早く進水しました。
「002加油!英国航母漏水消息尚未降温 姊妹舰出坞下水」(sina.com.cn)
「Великобритания спускает на воду авианосцы, как горячие пирожки, — Злой одесситЧитать полностью на」(eizvestia.com)
По материалам zloy-odessit.livejournal.com
(タービンや発電機はまだ取り付けられていません。)BAEは乾ドック不要と
言っている様ですが、これでとりあえず乾ドックの空きを作ることが出来ました
ので、どうなるにしても、まぁひと安心かも。(笑)
(おまけ)
多くの方が描くイメージはCunard Lineの客船のRMS Queen Elizabeth 2でしょうが、
こちらも代替わりしてMS Queen Elizabethになっています。
RMS Queen Elizabeth2 at Tenpozan Wharf of the Osaka harbor (Wikimedia Commons)
MS Queen Elizabeth in early morning at the Kobe Port Terminal of Kobe Port (Wikimedia Commons)
(以上)
(test) Jecheon, South Korea, 30Km South West of Pyeongchang. (CNN)
(test) 1 Above and Mojo's Bistro. Kamala Mills, Mumbai, India fire. (CNN)
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