地震@道東(意図的にいろいろ避けてる?)

 

2018/04/14、道東でM5クラスの地震が発生し、それなりに伝えられてはいるのですが、

その約3時間後に得撫島(うるっぷとう)付近で発生した同規模の地震については、

ほとんど言及されていない様です。

 

2018/04/14 04:04 気象庁発表 根室半島南東沖 M5.4

北海道で震度5弱=被害の情報なし」(Jiji)

USGS Map) M5.2 21Km ESE of Nemuro,Japan depth:43.1Km

これを気象庁の「震源・震度に関する情報」の一覧で見ると、

一覧に掲載される様な余震は、発生していない様に見えます

 

得撫島側で発生した同規模の地震は、日本以外の一部では、伝えられています。

Moderate earthquake - Kuril Islands - April 13, 2018」(Earthquake-Report.com)

規模はM5.0、震源の深さはUSGSでは104.5Km、上記のレポートでは101Kmと、

根室側のものに比べて深い位置になります。(気象庁は何も発表していません。)

 

津波は無し、距離も離れているし、震源の深さもかなり異なることから関連性は少ない、

という判断もあるのでしょうが、どうもそれだけでは無い様です。

 

上のUSGSのリストには、2018/04/09 18:29:40(UTC)(日本時間で2018/04/10 03:29:40)、

M4.3 「ロシアのシコタン」の東128Km 震源の深さは35.0Km、とあります。(黄色の〇です。)

Moderate earthquake - Shikotan, Russia - April 9, 2018」(Earthquake-Report.com)

(遠隔地分も含めて)気象庁のリストには何も掲載されていません。

 

(USGSの地図では北方四島得撫島では別の色分けがされ、説明も併記されています。)

 

ただ、こちらの地震は、今回の地震との関連性は、そう低くない様にも感じられますので、

意図的にいろいろ避ける」のはどうなんだろう、と思います。

 

上の気象庁のリストだと、その少し前の「2018/04/09 11:48発表 根室半島南東沖 M3.5

という地震があります。表示される地図をクリックして拡大してみると、震度1の範囲として

歯舞群島にも色分けがされています。

 

この地震の震源は今回のものと近い位置ですし、震源の深さも近いので、これが

前震だった可能性は、充分にあります。

 

2016/04/14の前震と、2016/04/16に本震があった熊本地震(2016年)の例もありますので、

余震域外での地震活動の活発化」への意識を、もう少し持っていても良さそうに思います。

 

・・・って書いていたら、こんどは択捉島付近でM4.3の地震が発生しました。(USGS Map

クリリスクの南南東84Km 震源の深さは60.2Km、位置の書き方が、なかなか微妙ですね。

 

こうなってくると、「北東に向かうにつれて震源位置が深くなって行く」、関連性のある

一連の地震、と捉えた方が良さそうです。地震については、「意図的にいろいろ避ける

のは、あまり良くないことだと思います。

 

(以上)