Kilauea:火山性地震と噴火
(現在進行形、徐々に整理しています。)
「キラウエア噴火、溶岩流出=住民に避難命令-米ハワイ島」(Jiji)
「米ハワイでM6.9の地震、キラウエア火山がまた噴火」(AFPBB)
・1983年から活性化しているプウ・オオ火口の周辺で火山性地震の頻度が増加し、
・M5.0の地震をきっかけに噴火、地下で海岸方向に向かっている溶岩チューブも変化。
・200-400年前の火口域に1960年の噴火以降の噴出物が堆積していたEast Rift Zone、
これに沿った方向の溶岩経路が活性化し、その一部が地上に噴出を始めました。
USGS Photos:
Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
M5.0の地震後のプウ・オオ 夜間に活性化したF2 (下は北側から撮影したF1)
今回の火口付近(Google Map) 最初に出来たF1(Google Map) (上の写真は南北が逆)
USGS Map(M4.5以上) USGS Map(M2.5以上)
・その後も強い地震とともに噴火が発生し、亀裂の領域が火口寄り方向でも複数発生、
・震源域も北西方向に拡大しつつあります。
・M6.9の地震のときには津波も発生しましたが、40cm程度で済んでいます。(PTWC)
Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
M6.9の地震の後のプウ・オオ 高温の部分(F1-F7まで増加、約1.6Km範囲に分布)
左:F7の幅の広い部分。噴出物は南東方向に。 右:上図の「F?」が夜間に活性化。
・Kilauea Current Maps に地図の追加がありました。(USGS HVO)
・Lower East Rift Zone の住宅地内での溶岩噴出領域がF1-F10の10か所に増えました。
・F2,F7,F8はつながってしまい、さらに範囲を拡げています。F5-F10間は約3Kmです。
Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
・ハレマウマウ火口の溶岩レベルが下がり続けており、-220mまで下がっています。
・Kilauea Current Maps 住宅地内での溶岩噴出領域はF12まで増えました。 (USGS HVO)
Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
左:ハレマウマウの小規模の爆発。右:新たな噴出孔F13とF14。これらが200‐400年前の
火口列の北側数百メートルのところを並走する形で、全長4Kmにわたって並んでいます。
・Kilauea Current Maps これまでの噴出孔列の西側に新たな噴気孔が出現。 (USGS HVO)
# 紫色の領域は、1840,1955,1960,2014-2015年の噴出物の分布です。(年度表記あり。)
・地熱発電所の設備と東端に出現したF15との距離は・・・見ての通り、危険な状態です。
Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
・Kilauea Current Maps 地熱発電所の敷地をスキップした先にF16とF17(写真手前)が
出現、さらにF16とF17の間にF18が出現しています。いずれつながってしまいそうです。
Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
11,000ftから撮影した噴煙。9,500ftまで上がっており、警戒レベルはOrangeからRedへ。
・Kilauea Current Maps 地熱発電所の敷地沿いにF19とF20が出現、F17の噴出物は増加を
続け、谷沿いに海に向かって流れ始めています。(現在約2Km、海まではあと約3Km。)
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Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
左:F20とF22からの溶岩流が海に到達し、塩酸を含む水蒸気を発生させています。
・Kilauea Current Maps もう一つの支流が東側に向かって延びています。ペースは遅い
ですが、このまま延び続けると、北側のF17からのものと合流する可能性があります。
Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
海に流入した溶岩と海水が化学反応を起こして、塩酸と火山性のガラス質を含んだ
水蒸気が発生しています。同じ場所をGoogle Mapでみると、4棟の建物があります。
・Kilauea Current Maps F20とF22の溶岩流が活発で、F17のペースはゆっくりです。
Photo & Video Chronology Kīlauea Latest Entries (USGS HVO)
道路の亀裂から噴き出したメタンが青く燃えているのがビデオで確認できます。
・Kilauea Current Maps F6-F19からの溶岩流が海に向かって流れ始めています。
・Kilauea Current Maps F6-F13からの溶岩流が海に到達、F7-F21の噴出物が増加中。
・Kilauea Current Maps F7-F23からの溶岩が地熱発電所と海方向の二方向に拡大中。
F7-F23に隣接してF24まで出現。特にF7の勢いが強く、噴出物の高さは50m-60mに。救助隊(家屋近くの複数の光点)との接近を補助しています。(動画)(Google Map)
東側(動画・Mapでは上側)の2軒の家屋は完全に溶岩流に呑み込まれています。
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2018 lower Puna eruption (Wikipedia)
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Puna Geothermal Venture (PGV) プナ地熱発電所 (Google Map) 発電規模は38MW。
Leilani Estatesにできた噴出孔列の延長線上、F20から200mのところで1993年から操業。
・操業とLeilani Estatesへの給電は停止されています。(お知らせ(English))(PDF)
・使用中/貯蔵中の危険物ペンタンの爆発回避のため、退避準備中です。(KITV News)
・ペンタンの退避は完了しました。何と6万ガロンもありました。(Honolulu Star Advatiser)
・11基ある地熱取り出し井(深さ6,000-8,000ft)のうち8基は冷却不要、冷却が必要だった
2基は冷却完了、最後の1基も封止完了、追加防御を検討中。(Honolulu Star Advatiser)
(敷地内の資材置き場まであと30mしかないところまで、溶岩が迫っています。)
・少なくとも2基の地熱取り出し井が溶岩流に包囲された模様。(Honolulu Star Advatiser)
(それに伴う有毒ガスの発生や爆発などは確認されていません。)
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・一部不具合が出ていた「すばる望遠鏡」の機能は復帰、観測と見学が再開されました。
ハワイ島で発生した地震の影響について (2018年5月5日 すばる望遠鏡 お知らせ)
ハワイ島で発生した地震の影響について (第二報) (2018年5月8日 すばる望遠鏡 お知らせ)
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今回の火口:1983年から活性化しています。
プウ・オオ火口(Wikipedia)(English)(Français)
USGS Public Domain 1983-Apr 2008 Flows (USGS HVO/Wikimedia Commons)
Cutaway view of the east rift zone of Kīlauea (USGS HVO/Wikimedia Commons)
YouTube:
Kilauea (Hawaii) OnGoing | MultiView Volcano Live | VolcanoYT / VolcanoYT channel
(6か所の地震計データ,3か所のカメラ(含赤外/5分毎更新),地元TV局.のマルチ画面)
/ KHON News channel (地元TV局)
Live Video: Kilauea Lava Flow Activity In Lower Puna Hawaii / Honolulu Civil Beat
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