「そうだ、京都に(演奏を聴きに)行こう」と言うことで
昨日は京都に行って来た。(このCMは京都にはないらしい。(by妹尾さん))
いつものように、早めに着いて観光するつもりだったのだけど
前日に、ネットで行く所を調べようと思ってたら
そう言う日に限って、あれやこれやで息をつく暇もなく
対応しなければいけない仕事に追われて、
疲れ切って、珍しくsnsを遮断して、何も調べずに行くことに。
久しぶりに(?)行った京都文化博物館。
別館から入ってしまい、どこから本館に行くんやったっけ?と
軽く迷ってたら(笑)佐藤さんのスタッフの方と言うか関係者の方が
私を覚えてくれていて、親切に案内してもらった。
こんな、にわかファンと言うか、めったに来ないファンまで
ちゃんと覚えておられ、いつも佐藤さんのプチ情報を教えて頂き(笑)
佐藤さんの演奏会は、他のスタッフの方含め、
とてもアットホームだなーっと思う。
それで、今回も前田珈琲に行く。
ここだけは行くと決めていたのだ(笑)
また、頼みました↓
こう言う特別な時しか食べないアイスだけど
今回は、アイスクリームを食べるのにピッタリの初夏のような日。
前にいたおじさんも同じのを頼んでて、このガラスのお皿って
色んな形があるみたい。
セルフサービス系のカフェは、あんまり寄り付かない私だけど
前田珈琲だったら、一日居られる(笑)
コーヒーと言うより、珈琲と書くのがピッタリのカフェ。
店内の雰囲気が何とも言えず落ち着く。
旧日銀金庫室。
色んなドラマがあったのだろうけど。
それから館内の和紙を売ってるお店で、こんな本を見つける。
「かつて存在していた生き物が一枚の紙でよみがえる」と言う
言葉をじっと見てしまう。
そんな時が迫ってるのかも。
実はずっと絶滅してなくて、隠れてただけのものが、よみがえる。
童謡や、昔話に隠されながら語り継がれたもの。(the オカルト)
隠すのを容易にした、我々の生存に対する常識。
「EX」POは、きっとそんな意味が隠されている。
共存とは何か。
それから、今回は博物館の周りでも散策しようと、歩くことに。
京都らしい自販機↓
だしを売ってるの初めて見た。
脅威の750円。(出汁やからやけど)
あなたは、自販機に750円も投入したことがあるだろうか?(笑)
さらに歩くと、刺繍屋さん↓
こう言うの、とても京都らしいなーっと思う。
良いものを作って、残していく。
しばらく歩くと、こんなお店発見。
youtubeで観てたようなお店。
味のあるベンチ。
吸い込まれるように入店(笑)
店内は撮影できなかったので写してないけど、
江戸時代から、明治大正昭和と、食器や街燈や金物まで、
思わず宝物の箱を開いたような所だった。
急激に湧きおこる、ときめき(笑)
何でも大正時代のガラス食器は、個体差があったのだけど
ソーダを使った昭和のガラス食器は、軽量化し、
個体差はなくなったけど、庶民の食卓にも並ぶようになったとか。
化学実験の瓶や温度計も雰囲気良かったなー。
大正時代の街燈など、じっくり見てた。
年代物の感じの良い食器も沢山あったのだけど、
近隣の旅行の上限一万円位って決めてる私には高い(笑)
と思ってると、金継ぎ用の欠けた陶器のコーナーに
手ごろなのを発見。
ふと見ると、とても可愛らしい明治時代のお猪口と
その側には、真っ白じゃない味のある白と青色の
こちらも明治時代の小鉢。
どちらも、ほんの少し欠けてるのだけど
飾るように欲しかったので、買うことにした。
会計に持っていくと、
さっぱりした感じの京都弁の美人の店員さんが
「これは鎹継ぎを施されてて、この薄い陶器に施すのは凄い技術なんですよ」
と言っておられた。
鎹継ぎとは、陶器に小さな穴を穿ち、金銀で接合する方法らしい。
そうなんや、と思いつつ、これを家に持って帰ったら
大切にしなければ、と思う。
傷があっても修復を重ね、誰かが大切に保管し
ずっとずっと時を超えて、私の所に来た陶器。
大満足。
演奏会へ続く。