月に一度、オフィスで開かれるワイン会。


今月は、クラシックギターのライブをやった。


クラシックギターのライブなんて、生で聴くのはたぶん初めてのこと。


素晴らしい演奏だった。技術もさることながら、その音色自体に心を奪われた。


韓国のビルダーが、材料や、工法を徹底的にこだわりぬいて製作したギターの音色は、


ふくよかな倍音で、ナイロン弦の本当においしい音を体感することができた。




演奏していただいたギタリストのYさんににこの職人さんのお話をきいた。


日本国内では全く無名の職人さんで、製作されたギターは韓国国内でしか流通していないらしい。


どんなにお金を積んだって、自分が納得した人にしか自分のギターを売ることがないそうだ。


Yさんも、韓国に訪問し、この職人さんと音楽論を語り合い、3日がかりでお許しがでたそうだ。


相当な職人気質のこのビルダーは木を手でたたいただけで、「この材はボディ、これは接木へ」などと、


木と対話し、使う場所を決めていくそうだ。


しかも、豪華絢爛なパーツをふんだんに使った、お金持ちギターではない。


インレイやシェルなどサウンドに関係ない部分は簡素になっている。


本当に良い音色を出すためだけにつくられた商品。いや作品と呼ぶべきだろう。


このギターで奏でられた音色には本当に感動した。


また、聴いてみたいな・・・・