我が社では、既存ビジネスの拡大に加え、

いくつかの新たな取り組みも始まっています。

そこで2013年新卒の採用強化に向け

追加募集の為、就職説明会に出展しました。

そこにちょっと顔を出してきました。

全体的に、強い意志を持って

その場に挑んでいる、学生が少なく、

割と、おとなしめの印象を受けました。


若い頃の自分を振り返ってみても、

特に医者や弁護士などの

専門的な分野を目指していない限りは、

学生が「何をしたいかが分からない」

というのは当たり前のこと。でも、

うまく説明できないながらも

その「何かをしたい!」を

ぶつければ良いと私は思います。


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今年ドラフト1位指名を受け、

日ハムに入団することになった大谷翔平君。

メジャーリーグが見えていたこともあり、

“指名を受けても日本球団にはいかない“

ということをコミットしていました。

それでも指名した日ハム。

採る方の必死のチャレンジを見た気がして、

「すごいな」と思いました。

球団が一枚岩となって意思を決定し、

想いとデータと強い交渉力で獲得する。

ここに採る方の覚悟を見ました。


大谷くんには、ピッチャーとしても

バッターとしても活躍したい

という強い意思があり、

それをチャレンジさせてくれるという事が、

今回の決め手だったようです。

しかしながら、その“二刀流”は

うまくいかないというのが通説です。

でも僕は、仮にもしどちらもうまくいかず、

アメリカの夢が叶えられなかったとしても

このチャレンジは、

本人にとっても、球団にとっても

「失敗」とは定義されないと思います。

球団、ファンは、その成功を掴める様に、

目いっぱい応援してあげると

良いのでは、と思います。

長い目で見れば、

チャレンジしない事が一番の失敗であり、

チャレンジこそが、後悔をしないという

生き方の選択なのでは…。


大谷君は、野球人として、

今後どうなるかは未知数だけど、

何があっても後悔しない、

地に足の着いた生きざまを

スタートできるのでは、と思っています。

球団と選手、互いのチャレンジが、

今春スタートします。

注目し、見守りたいと思います。


今回のドラフトを通して、

大谷君のプロの就職活動と、

球団のプロの採用活動を感じました。


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