「君の名は。」の最後の言葉による涙腺崩壊 | 中イキ迷走ナビゲーター

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もはや誰でも知っている新海誠監督のアニメ映画の話です。



この映画について、一言だけ、私の感情を揺さぶったセリフについて語ります。



そこに注目するだけで、この映画の魅力というか、感情の揺さぶりが何倍にも膨れ上がると思っています。



あらすじは、敢えて言及しないですが、それまでの新海誠監督の路線とは違い、非常に分かりやすい設定、ストーリー、構成です。



エンターテイメントとしての要素を詰め込んだ内容は、普通に鑑賞していても、面白いですし、感動も出来ます。



ラストのシーンでは山崎まさよしの有名曲、One more time, One more chanceが流れてまさに感動の宝石箱のように、怒涛の展開でクライマックスに向かいます


、、、、、、、、、、



それは岡田斗司夫がいう、ロードラマ。つまりは、音楽や映像、全てを駆使して誰にでも分かりやすい感動を提供してくれるモノ。言い方を変えるとベタな展開で視聴者を感動に導く展開です。



実は、、、、ベタとは言いながらも、「観客を楽しませる」という物語を作ってくださるのは、今の時代においては貴重な存在です。



それは今や誰も観なくなったハリウッド映画のように、特定の思想にまみれたお節介ではなく、純粋に視聴者の喜怒哀楽を揺さぶる物語です。


、、、、、、、、



さて、私はこの映画を終盤まで鑑賞していて、



「そうかあ、素敵な物語をありがとう」



という気持ちで、泣く準備をしていました。



、、、、、、、、




最終盤で山崎まさよしの歌が流れ始め、映像も盛り上がり、視聴者は最後のセリフ、、まさにオーガズムとしての最後の絶頂を観客は求めます。



「この言葉が聞きたかった!!!」

それは、本作品においては結構焦らされるのです。



そしていよいよ。主人公の女の子が言ったセリフは



「私も」



でした。



それは絶叫するほどの抑揚であっても、当然、感動して涙を流すでしょう。



逆にキムタクが棒読みで「私も!」などとセリフを言ったならば、劇場の空気が一変して冷たくフリーズします。



では、今作品の最後のセリフはどうだったのでしょうか?



意外とあっさりに主人公の女の子は「私も」と言います。



しかし、その声の成分は、壮絶な物語を内包し、おそらく監督が百回、二百回と推敲を重ねた結果でしょう。



あっさりとした抑揚ではありますが、極上のスパイスが効いているのが伝わります。



私はこの映画を通常に楽しんでいましたが、最後のセリフを聞いた時に、喜怒哀楽では収まらない、激しい感情の揺さぶりを感じ、溜まっていた涙が溢れ出ました。



一度観た、という方も、最後のセリフの抑揚を知るためにもう一度観てみることをオススメします。



この場面にはエンターテイメントに振り切った監督が、自分の作家性をこのセリフに叩き込んだ。



私にはそう思えました。











ちなみにですが、早寝しようと寝酒を飲んだが良いのですが、今は5時53分でわりと泥酔。2時間後には出勤です。