若のオヤジがつかまってからも玄関口前の道から、色々な罵声や中傷の言葉が浴びせられた。


自分でも始めて体験するこの状況に、正直どうやって対応したら良いのか?判らないでいた。


男と女(組長からは、殺せって言われているから殺すなら・・・)


若(いや。殺させない。お前は俺が守ってやる)といういう矛盾の言葉が繰り返される。


若(エスパーだったらな・・・)(エスパーじゃないなら殺してしまえ!!)エスパー以外は虫けららしい。


1時間程して、組長が開放されたらしく状況が動いたが、組長が、殺せ!という命令を出したそう。


前の道路側で、バタン、バタンと車から人が降りてくる気配と怒号が混じる!


若(殺るんなら、俺が殺る!お前らは、手を出すな!)


男女(若が手を出したらいけません。素人殺るのなら私らが殺りますから)


若(こいつは殺させない!!オヤジに直接話ししてくる!)


1時間くらい出かけていたようで、その間に誉められたり、けなされたりの繰り返し。


でもやっぱ殺されるという運命らしい。男と女のどちらが俺を殺すかを延々と話していた。


若が帰ってくる。暫くはまだ生きていられるらしい。条件は、部下の中でタイマンの強い奴と


ステゴロして勝てば、許す。との話を聞く。


男女(素人が兄貴に勝てる訳ないでしょう。何人も殺してるんですよ?)


若(嫌、こいつならやる。男なら勝ってみろ!)正直、無茶苦茶な話。


エスパーで無いなら、死ねと言われているようなもの。・・・エスパーじゃないですから、残念。死ぬか。


外で怒号が混じっていた上、玄関が開けられて、押し入ろうとする気配が何回もあった。


結局、夕方までに組長が警察に連れて行くこと3回.。警察に両親が電話する事数回。


PM6:00頃自分の名前を呼んでいる野太い声が気になって、窓を見ると、何十人もの人間が


自分の家に押し寄せており警察が、それを防いでいる。・・・おかしな事だが、会社帰りか早瀬さんが


その脇をすり抜けて原付で帰宅していたのが、印象に残っている。