https://news.yahoo.co.jp/articles/3f2f537aa62a456850afb9d782c3f31778f0d8c4
「デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士」◇後編◇
なんと上質のドラマだったでしょう❗
ミステリーと家族愛がほどよく全編に流れていました
「17年前尚人に敵か味方か問うた、あの少女は誰だったのか?」
「17年前理事長を殺害した犯人は本当は誰なのか?
今回の理事長殺害犯人は?」
「コーダの尚人(草彅剛さん)は心の底にある悲しみから抜け出せるのか?」
「法廷で手話通訳士として聴覚障害者の思いを尚人はしっかり伝えられるのか?」
「秘密を抱えながら付き合う尚人と恋人(松本若菜さん)との仲は?」
様々な疑問を胸に後編を見ました
一つ一つ丁寧に謎は明かされていきましたね
とてもわかりやすかったです
17年前、殺人犯として罪に服した門奈さんの養女に出された次女輝子(コーダである次女の名前)こそが
尚人を手話通訳士として推薦したNSOの瑠美(橋本愛さん)だったのですね❗
ドラマの途中で視聴者にさりげなく教えてくれましたよね
それで納得しながら、理解しながらドラマにますます入り込めていきました
橋本愛さんの、抱えていた苦しみが結婚式場で一気に解き放されていく場面、真に心うつものでした
また、養父(浅野和之さん)たちと実父(榎本トオルさん)とちの腹を決めた強いしかしさりげない表情
虐待されていた姉のために殺人を
また、妹の窮地を救うために姉が殺人を
姉妹の愛が卑劣な男を亡き者にした
🟤それでも人を殺めることの肯定にはならないのだと、刑事(遠藤憲一さん)の言葉は無くてはならないものです✊
初めて手話通訳士として接した男性(那須英彰さん)が長いこと離れていた母との再開シーン
確執のある兄と殴り合いの喧嘩の後、母のわからなかったジェスチャーが子供の頃の尚人の下手な通訳の姿だったとわかった時のシーン
その時の尚人の表情・・・
「ご親切にありがとうございます
知らない方なのに」
認知症に良くある症状の母が、理解し合った恋人(松本若菜さん)とその娘と訪れた時
見送った母が尚人の後ろ姿で思い出したか
「な~~お~~と~~!」と大声で呼び掛けるシーン
振り向いた尚人の輝くような瞳
涙無くしては見られませんでした
恋人の胡散臭いモト夫の和田正人さん
恋人の母親の根岸季衣さんら芸達者な俳優さんらと共に
河合依子さん、榎本トオルさん、小川光彦さん、那須英彰さん、田代秀忠さんたち聴覚障害者や難聴者の皆さまの演技が・・(そういったことをほとんど意識せず見ていましたけど・・)
リアリティーをいや増して、素晴らしいドラマになってました
知らなかったこと、気づかなかったこと心に留めたい
🍀蛇足🍀
NHKはこういう上質なドラマをどんどん制作してほしいものですよね
事務所や役者さんやタレントさんに忖度無しで・・ネッ