エゴン・シーレ展に行きました。
ネットでは、今年最高の展示会だと言っていました。
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今から1世紀前にいたオーストリアの画家です。
気になった作品を幾つか紹介して行きたいと思います。
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第一次世界大戦が終わりました。
オーストリアの美術界の英雄のクリムトも1918年に亡くなりました。
ウィーン分離派展は亡くなったクリムトに変わって、グループの中心にシーレがいます。
しかし、同年1918年に妻がスベイン風邪になってこの世を去ります。
その三日後に看病をしていたエゴン・シーレもスベイン風邪に感染して亡くなります。
コロナ禍の現在では、考え深い最期でした・・・
28才の短い生涯でした。
もしも、生きていたら今の絵画史が変わっていたと思う凄い芸術家でした~
最後にパンフレットの表紙のこの絵です・・・
【母と子】(1912)
エゴン・シーレ(1890-1918)
作品は、エゴン・シーレの母子像です。
時代的には戦争前の作品になります。
以前から宗教画ある聖母像の配置ですが、親子の視線が古来の絵画と違います。
無限に好奇心がある子供の表情に対して、
眼を閉じて我が子だけを見る母親の視線が対照的です。
未来が明るく好奇心のある子供の表情に対して、
世の中の絶望感で目を背けるような陰のあるような描写をしています。
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天才の・・・天才の・・・絵画です・・・
終わり