【鶴図押絵貼屏風】伊藤若冲
東日本大震災の後、2013年に持ち主エツコ&ジョー・プライスが日本を元気つけようと東北地方を巡回しました。
また、生誕300年の2016年の東京都美術館の伊藤若冲展に5時間20分待ちを記録しました。
そんな伊藤若冲の作品です。
その作品を出光美術館が購入しました。
その柿落としの展示会です。
【鶴図押絵貼屏風】伊藤若冲
若冲の精細な画風と共に評価の高い水墨画です。
墨が重なり合う偶発的な作用は、失敗が付き物です。
失敗が許されない幕府御用達の狩野派などに毛嫌いされていました。
しかし、独学で学んだ若冲は墨を重ねたりした“筋目描き“も自由自在に使いこなしています。
鶏や鶴の羽や魚の鱗など細かい墨入れが見事です。
元々、京都の錦通りの青物問屋の大旦那だった若冲です。
そんなことで、金に糸目をつけない若冲は高価な和紙を使います。
高価な和紙は、墨の弾き方も格別のようです。
伊藤若冲の作品の偽物が出来ない理由は、素材の豪華さに有るようです。
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伊藤若冲、見応えありました!!