以前は、疲れとは「筋肉の疲れ」と思い
単純に「休息、特に睡眠、栄養で回復できる」と信じていた。
運動もかなりしていたので、新陳代謝もよかったはず。
追い込むくらい運動していたので、泥のように眠っていたし。
今は、それだけではエネルギーが足りない気がしている。
遠くの雪山や地平線を眺める。
夕日を見送る。
月を愛でる。
草の上に寝ころんで、広い空や雲の形を飽きるほど眺める。
木々の間を過ぎる風の匂いを嗅いだり、木や木の葉の立てる音を聴く。
碧に輝く渓流の、冷たい水に手を浸す。
せせらぎの音を聴く。
岩に付いた、ビロードのような苔に触れる。
砂浜の波打ち際を裸足で歩く。
五感を使って、地球に直に触れたと感じる時に
自分の中のいらないものが抜けていき、
失われていたパワーが戻ってくるのを感じる。
私たち人間は、地球の子だな、一部だなと感じる時!
田舎育ちだからかな?
いや、それだけではない。
私にとって、神社に行くのもその感覚の延長。
神社は、山や岩、水を崇めるから始まっているところが多い。
特に山の神様は、澄んだ力強さがあるので、身が引き締まる感覚があり大好き。
次はどこの山、神社に行こうか?