私は熊野三山、特に那智山の那智の滝が大好き。
関東からは結構行きにくいけど、何度か足を運んでいる。
なぜか伊勢神宮+熊野三山の組み合わせで。

そして今回は、奈良の「玉置神社」は熊野三山の"奥宮"と言われ,

"呼ばれた人しか行けない"と言われる神社+熊野三山に行く。
桜井識子さんのブログや本を読んでから、ずーっとずっと行ってみたかった。
しかし、場所が山奥なので、ツアーにすがるしかなくて、それも結構レア。
今回、玉置神社行きのツアーを見つけて、即、申し込んだ。
そして、途中で抜けて、熊野に移動する了解も得た。

ツアーバスは満席。平均年齢高め。
京都から出発して、ずーっとバスに揺られて。
4時間近くかかって十津川温泉方面へ。


十津川の「谷瀬の吊り橋」を渡る。全長300メートルくらい?
風もまあまああるし揺れるので、
高所が苦手人は下が見れなかったみたいだけど、素敵な眺め。
山々に囲まれて、青空と熊野川の青い水と白い川砂。
これは見てるより渡った方がいいよね。
バスで隣になった女子も、
苦手ながら果敢に挑戦して往復渡り切ってた!
その先のホテルで松花堂弁当のお昼ごはん。
温泉に浸かる時間はなかったけど、足湯に入る。
十津川温泉は熱すぎることなく、入りやすい温泉らしい。
バスで座りっぱなしだった足がスッキリした。




いよいよ玉置神社に着く。
駐車場から鳥居はすぐだが、そこからまあまあ山道を歩いて、玉置神社。
風雨にさらされた白っぽい木肌に歴史を感じる。
桜井識子さんの影響で、玉置神社の神様は

とても優しいおじいちゃんというイメージ。
短くも拝殿の前で手を合わせ、ここに来れたお礼を申し上げた。
何か感じられたらな…と思ったけど。

(これは帰って来てから耳に入ってきたことだけど、
神社に行くときは、祭られている神さまの名前をちゃんと調べて行ってねと。
私は、恥ずかしながら、神様の名前ってちゃんと覚えていられなくて
すごく適当だった。(ごめんなさい)
日本の神様は自然からお生まれになっているし、ルーツは一つだから、
ただ祈ることこそ大事、って思ってたので。
それに、神様の名前って、同じ神様でも幾通りもあるんだもの。
有名な神様は覚えてるしと思ってた。
玉置神社に祭られているのは「国常立大神」。

熊野本宮大社もそうでした。

こんなに何回も行って、熊野好きチューって言ってるのが恥ずかしかったわ。)


ツアーなので、時間も限られていた。
今回御朱印頂いて、神代杉も見て。
結局、ガイドさんのお話しあまり聞けなかった。
時間が限られているのがツアーの残念な所ですね。
次はやっぱり個人で来よう。

その後は、更に山道をゆるゆる登り玉石社へ。

玉石社は高い位置にあるので、その後玉置山山頂に登って下りる予定。

木の根や小石に守られ、埋もれた玉石が少し顔を覗かせている。
その昔、玉石が"ご神体"として祭られ、玉置神社の基となったそうだ。

修験の聖地で、木の囲いが張り巡らされている。

ガイドさんの子供の頃は、ここに囲いなどなく、触ることもできたらしい。
 


そこから、山頂に向かっていく。
来た道を戻るより、多少登って緩やかな林道を戻るほうが楽だそう。
おかげで、かすかに海を臨む玉置山山頂からの景色を見れた。

PORTRAIT

 


参拝後十津川温泉に戻り、小型バスから大型バスに乗り換えたが、
私はここでツアーにさよならして、路線バスで湯の峰温泉へ向かった。
路線バスを待つ間、たこ焼き屋のおばちゃんとガイドさんとお話ししていた。
十津川のトンビは人を襲わない優しいトンビだとか、

山の向こうの家で飼っていたとっても賢い犬がいて、
道に迷った人を何度もこの十津川温泉まで案内してきたとかね。

日が暮れると、山に囲まれたこの辺りは本当に真っ暗!

道に迷った人はそのワンちゃんに出会うまで、さぞ困っていたろう。

 

続く。