2月10日は新居浜市のえんとつ山。
山根グランドの駐車場から、すぐそこに見えてる煙突に行きます。
 

 
安全のお願いは海と山の神様、大山積神社。
 
 
山に入る前に境内にある別子銅山記念館に入ってみました。
 
 
日本三大銅山のひとつ別子銅山は、標高1294mの銅山越に発見された鉱石を1691年からの283年間、住友グループが掘り続けたもの。

銅山越の山頂付近から海面下1000mまでの深さ2300メートルを掘りめぐらされた採掘道の、針金で出来た大きな模型。
別子山村の生活の様子や、黄銅鉱。
住友の社員さんに受け継がれた奉納相撲の化粧まわし⋯。
無料の記念館、掘り出し物の時間でした✨
 
 
記念館前には、明治以降に山の中から敷かれていた鉱山専用鉄道を走った蒸気機関車。
 
 
ちょっと可愛い電気機関車。
 
 
国領川の横、ここから登り始めです。
 
 
しばらく登って折り返すと、出っ張った尾根を歩く煙突までの道。
 
 
15分で、明治21年に竣工した高さ19mのレンガ造り煙突に到着しました。
 
  
工都・新居浜の産業遺産のシンボル。近代化産業遺産で登録有形文化財。
山根グランドの場所にあった山根精錬所から、長さ60mの煙道を経てここから煙が排出されました。
その煙害が農作物に影響し、わずか6年あまりで御役御免。
 
 
煙突頂上部断面は開口部が92cm×92cm。レンガの厚さが45cm。
 


どの辺まで煙突を見ることができるのだろう。以前、右の山の陰に住んでました。
 
 
ボコボコと隆起した年季を感じるレンガ。そこから生えてるのか木の枝も出ています。
 
 
えんとつ山から見えてたその先の山へ。途中の大山積神社の奥宮。
 
 
鉄塔伝いに急斜面を登って、見晴らしが良いたびに煙突を振り返ります。
 
 
 
生子山城跡。
 
 
そこからの新居浜市街。煙突がどんどん小さくなる。
 
 
急な登りがところどころに続く。
 
 
標高300m生子山頂上。三角点は坂ノ本。
 
 
平たい山頂に千手観音、地蔵菩薩、城主大明神の石仏が祀られてます。
 
 
次はその先の犬返まで。まずは下る⋯壁ですけど⋯ඉ_ඉ
 
 
岩岩の尾根⋯かるく怖いඉ_ඉ
 
 
登山道の石に住友グループの井桁マーク。
 
 
新居浜の街が暗くなってきて雨が降ってるような空模様です。
 
 
そのうちポツポツ☔。木立の中なのでほとんど濡れず。
本降りになること無く標高579m。
 
 
西赤石山への尾根が立ち上がった犬返に到着しました。
 
 
このピークの先の鋭い切り込みが犬も引き返す難所というので犬返。とうぜん我が家はここまでです。
 
 
鐘を鳴らすのがお決まりらしい。
 
 
少し霞が晴れて、そこに雪山。笹ヶ峰や沓掛山あたりです。
 
 
東南の方角は赤石山系。
 
 
木の隙間からすぐ西側を見下ろすとマイントピア別子が見えて、観光列車の汽笛が聞こえました。
 
山ごはんは、ずっと食べたかった滋賀県つるやパンのサラダパン(右奥)が、チョコを従え海を越えやって来てくれたので、早春のパン祭りです(  ᐢᢦᐢ )。たくあんマヨぽりぽり。
 
 
追加のパンたちは、塩パン発祥のお店で買ってきました。
 
 
帰り道もそろりそろりで安定のゆっくりタイムで下りました。1時間半くらいで行って来るトレランのツワモノもいます(´`;)
 
 
下山後、マイントピア別子に向かって旧端出場水力発電所は渋い。
 
 
住んでいながらほとんど知らなかった新居浜の産業史。今も残る鉱山鉄道の跡地や東平、観光鉱山や、そして銅山峰。気になる場所は増えていくもんです。
 
おつかれ湯は、別子温泉~天空の湯~。露天風呂でテレビ見ながらまったり♨️。お風呂上がりにびっくり100円のソフトを食べました。
 
 
一段と長くてすみませんm(*_ _)m