出雲街道てくてくトボトボ歩き旅
~揖屋駅から荒島駅まで~
う~みよぉ~オレのう~みよぉ~・・・
中海を望みながら、ぼんやり海を眺めていると、なんだかとっても雄大な気分に浸ってしまう。ついいろんな海に関する歌を口遊んでしまうのだけれど、その日は、なんでだか加山雄三だった。しかも、そもそもきちんと歌えないから、サビの部分ばかりを繰り返してしまったのだ・・・
2023年10月23日 金曜日
10時41分松江駅発の各駅に乗って、揖屋駅に到着🚃
ロータリー左手に明治の歌舞伎役者で女形として、「女寅はん」と呼ばれ、当時の歌舞伎界を彩った6代目市川門之助の像が可憐に立っている
去年の10月29日に到着して、そして1年ぶりの出雲街道歩き旅だ
すぐ先に揖屋神社がある
注連縄のデカさは、出雲大社を思わせる
境内の御神木も立派
思わず見上げてしまうのだ
街道に戻ってちょっと行くと、左折
案内柱が建てられているけど、旧道のことは何も書かれていないので、ちょっとなぁ~・・・って感じ
若干の不安を抱えながら歩いて行く・・・
どっかで右折するのだけど、この辺かなぁ~・・・と思って曲がってみた
緑の鬱蒼とした森といおうか、山といおうか、丘といおうか・・・そこを抜けて行くわけだけど、よくわからんのだ
まぁ行ってみる
それっぽい道に出たので、左折する
一気にお淋し道になってしまう
「ひょっこりクマ🐻なんかが出てきたりしたら・・・」
と、想像力がビンビンになって来るのだった
奥州街道での🐻〝熊との遭遇〟のことが蘇って来て、超サッサ歩きを敢行してしまった
でもそこを抜けると・・・
ホッとした
出雲街道の標識が右手にあり、右折
きれいに舗装された集落への道を入って行くと、左手に神社、右手に小さな池があり、少し左に曲がっっていく道をそのまま進んで行く。むこうに中海が見えていて、そこまで行かない道を右折
この案内柱があるということは出雲街道なのだろう・・・
「第12代横綱 陣幕久五郎 生誕地」の碑が建っている。ちょっと小さいなぁ、と思ってしまう。
意東川を渡っててくてくトボトボ・・・暑くなって来た
ちょっと休憩しようと思い、民家の隙間を通って、中海が一望できる海岸線に出る
しばらくぼんやりと佇んでいた
波も穏やかで、こういうところに住んでみたいなぁ~・・・なんてな
遥か彼方に大山が見えている
街道に戻ってちょっと行くと横綱の立派な碑が建てられていた。
文星11年(1829)に久五郎さんはここ下意東村で生まれたようだ。
中海を左手に見ながら進んで行くのだけど、なかなかの光景が続いて行く
やがて、安来市に入る
やすぎ、なのだな。ずっと、やすき、だと思っていた。
安来市街地までまだ5,5キロもある・・・という表示を見た途端、しんどなって来た・・・
国道9号線から離れた時にスマホで調べると荒島駅がこの先にあって、30分弱で松江行きがやって来ることが判明
本日はそこまで、と決めたら、もうひと踏ん張りできそうになった。左足親指が痛いのだけど、まぁなんとかあとちょっと・・・
右手に月形神社がある
境内で佇む
嘉永元年(1848)に奉納された常夜灯と・・・
天保6年(1836)建立の常夜灯があった・・・
街道に戻ると民家の2階の窓に吊るし柿が・・・「おらの大好物でやんす・・・」
踏切を渡って、左折して行くと弘田亀治さんの碑が建てられていた。「亀治米」というこの地方にあったおコメの品種改良に尽力して成功させた人のようだ
旧道は安来に向かって伸びている
その右手にJR荒島駅が見えて来た🚉
当然無人駅だ本日ここまで
12時40分2時間弱の道歩きだった。まぁこんなもんでしょう・・・
13時1分発の浜田行きがやって来て、松江に戻り、ホテルに帰って休憩・・・
<2023年10月23日(月)の旅メモに写真を編集して、2023年11月7日(火)に記>