今年の5月に、このブログに柚子の花が咲いた話を載せました。もう10年以上前、実家から送ってきた柚子を絞って、焼酎を飲んだ時の種を植えたのが大きく育ち、今年初めて実がつきました。実がついたのは25個余。小さなうちからポロポロと自然摘果し、15個くらいは何とか大きくなりました。大きいといってもまだ3~4㎝程度にしかなってません。1個は虫に吸われたのか、黒い2ミリ程度の丸い跡があり、黄色くなってきたのでそのうち自然摘果してしまうでしょうね。

昨日、枝が1本だけ伸びすぎていたのがあったから、枝の根元から切ったのですが、その枝の途中に実がついていました。失敗失敗。

 

でも以前より思っていたのですが、ついている実が柚子らしくないのです。皮の表面に多少の凸凹はあるのですが、実のヘタの部分やお尻の部分が柚子らしくなく、実の表面を絞るようにして油胞をつぶし、香りを嗅いでみたのですが、何回嗅いでもミカンの香り。柚子の香りとは違うんです。

実の形も、中の小袋の形に表面が波打っているんです。

蒔いた種は間違いなく柚子でした。木も棘だらけで、間違いなく柚子。この棘で何度痛い思いをしたことか。一時棘の先を全部切ったこともあるのですが、枝が伸びればまたトゲトゲ。あきらめました。

まだ今年初めて実った実で若いからこんな形で、ミカンのような香りなのでしょうか。あと1月半くらいで収穫なのですが、それまでに柚子らしい形・香りになるのでしょうかね。

10年以上も植え替えをしてやっていないからでしょうか、葉が黄色くなってきました。植え替えをしてやらなくてはならないでしょうが、棘で体中傷だらけになるでしょうね。植え替え剪定は、3月頃がよさそうですが、それまで枯れるなよ・・・