妻との会話でふと思い出したことを書き記しています。



私は旅行が比較的好きで、大学時代からも含めて九州から北海道まで
色々旅行に行ってきました。(※国内限定)



観光地としてお土産がこだわっていたり、
普段食べられないおいしいものをいただいたり。



でも、どこも観光地と呼ばれるところでは
"共通点"がありました。


観光地として、こうでなければならない雰囲気が
どこを行ってもあるんです。


よくあるお土産売り場のあの雰囲気、観光客のために整備された駐車場、
観光だからと関係あるかわからない「みそ田楽」とか。



それでも自分が普段生活する場所とは違う雰囲気から、
不満ではありません。でもどこかしらどこでも見たことのある空気に慣れすぎて
観光地と呼ばれる場所でそこまで感動しなくなっている自分を感じていました。




そんななかとても感動した場所がありました。

以前、仙台に住んでいるときに会社の社員旅行みたいなもので
私が幹事で選んだ場所。
でもまったく期待せずにとりあえずで決めたところ。



それがここまで、感動するものになるとは行ってみるまで
思いもよりませんでした。



私だけではなく、一緒に同行した他の20名も同じ感想を
口にしていました。



「すっごく良かった。驚いた。
 今日のことは忘れない。」




それは秋田県、男鹿市なまはげ館
※クリックで飛べます。

起業を夢見る、あるサラリーマンの成長記録@札幌



ありそうな名前ですよね。
ありそうだから選んだんです、最初は。


でも今まで行ったどこよりも度肝を抜いてくれるところでした。

上の画像見て下さい。

手前になまはげと家の主人。
奥はお客さんです。


この館では、
大晦日、なまはげが山から村里へ降りてきて、
来年の豊作を祈念する主人との問答のやりとりがあります。


一種の演劇です。
実際になまはげはお客さんにもどなり散らし、
「あそんでばっかいんじゃねえだろな~」とかのやり取りもあります。


実際の空気や雰囲気にも触れ、体全体からこの地域の
伝統に触れた機会だったのです。



今の観光というのは視覚と味覚が主のように感じます。


でも本当にその土地にしかない伝統工芸というのは
五感すべてで感じるものなんですね。


ここは男鹿市でも山奥です。
派手なところではありません。
本当の工芸館といったところでした。


皆が想像する観光地のとおり同質化するのではなく
その場所にしかない、そこでしか伝えられないことを
伝えていくという素晴らしさに出会った1日だったのです。


札幌に転居する直前の昨年の7月だったのですが、
急に思い出し、残しておきたいと思い書き記しています。



本日はご覧にいただき、ありがとうございました。
久々に飲食店の話をしてみようと思います。


むかーし、むかし、
何十店舗の店長さんやエリアマネージャーさんと
コミュニケーションを取らさせていただいたなかで
印象的な店がありました。



ここ5年~6年で一気に店舗展開をして、
ショッピングセンターのフードコートで圧倒的な強さを誇っている
丸亀製麺 です。


一番安いうどんは280円から、トッピングで天ぷらを加えても
400~500円程度。
多い日は一日1,000名以上のお客様が入るキラーテナントです。


和食版マクドナルドだと私は思っています。
気軽に、ついつい、何度でも使ってしまう店。


和食版マクドナルドといっても、わかりそうでわかりませんので、
私が感じる丸亀製麺の強み、弱みを分解してみようと思います。


【メリット】
「手作り感」「圧倒的な出来立て感」
粟田社長 はおっしゃっられています。


私個人としても、感じるところがあります。

1.調理が目の前で見えることによるシズル感の演出がはかれる。
そこで作っているのがわかるライブ感と出来立てが食べられるという信用を
得られています。
このシズル感は今でも大事ですね。流行っている店は調理シーンを見せているところが多いです。
※確かに並んでいても楽しいのは嬉しいですね。



2.ハンディベルを使わずく、お客様を並ばせるためそれが演出になる。
人が並んでいるところって気になるもんです。
わざと列を作ることを考えて、オペレーションしている飲食店も多いです。
※ただ、丸亀さんはコントロールしていません、常に全力です。



3.粉モノは原価が安い。かつ、エネルギー量も米より費用対効果で見ても効率よい。
テレビでも見ましたが、小麦のエネルギーあたり単価は米よりも安いんですよね。
ですから、結構おなかいっぱいに満足するまで食べてもあまりお金がかかっていない。





【デメリット(リスク)】
店舗運営の仕組み化の難易度が高い。


1.ユニフォームの衛生感
  ※店舗管理はおそらくしていません。もう少し綺麗だと嬉しいと感じます。
    個人管理になっているからクリーニングのサイクルが一定になっていないんでしょうね。



2.ほとんどの調理加工が店内で完結させるため店舗ごと商品クオリティに差が出やすい。
多く各スタッフごとのコンビネーションを強化しないとお客様の流れが
簡単に詰まってしまいますし、コンビネーションがずれると品質も安定しにくいです。



3.手作り感演出のために管理すべき項目が他のファーストフードと比べて多い。
特に調理場のポジションの多さ。
麺打ち、釜、注文受、天ぷら、レジ、仕込み・・・。
それぞれが連携を取らないとすぐつまりますからね。
特に注文受にキーマンをおけるところがよく売れると見ています。



4.他の飲食店と同じく運営スタッフがアルバイトがメインな分、管理リスクが大きい。
なんだってこのお店は他と比べて、抱えるスタッフの数が多いです。
10人以下の所が多い店に対し、ここは総スタッフ30人程度で、
出勤人数はアイドルタイムでも5人~6人は抱えています。
それだけ衛生面やスタッフ通しのそりを気にしたり、店長の苦労は多いかと思います。
でもこれはいい点にもなりますね。人数が多ければ活気は出しやすいですし、
まとまりさえあれば強いチームにできますから。





フードコストを徹底して下げ、その分人件費はかかっていますが、
プラスのほうに向かせている店が丸亀さんでは結構多かったりします。
小麦の持っているお得感もありますが、良いバランスのお店だと思います。
※下げるところは下げて、上げるところは上げる。選択と集中です。


他の業態や企業では、なかなか踏み込めないところまで踏み込んだお店と感じます。
それでいて利益率が高い。

今でも強気に店舗展開をし、路面店でも勝負するようになっているようです。


セオリーを破って、参入障壁を作る。
前回サン●ルクカフェの記事 でもありましたが、他がやる前に自社でポジションを確立する。
そのための隙間探しは必要です。勇気と自信が入りますけれどね。(笑



ちなみに、
丸亀製麺とググってみると、丸亀製麺ファンサイト なるものがありました。
おそるべしですね。


また気づいたら、書き記していきたい思います。
おもしろいです。

地域活性のためにPRは当然ですが、
ひとひねり加えたというわけですね。


視覚と嗅覚のコラボレーション!
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以前催事を担当していたときに、
なかなか店頭にお客様を呼べずに試行錯誤していたとき、
匂いをまき散らして(笑)、とりあえず集客していたのを思い出しました。


どんな匂いによるかはありますが、
名刺に一工夫してそのときの一ネタにしたり、
あとあと忘れないようにしてもらうことは大事ですね。

名刺はほんとにたくさん手にしますから。

”つかみ”を作るにはよいかもしれません。