起業を夢見る、あるサラリーマンの成長記録@札幌

先週の火曜日でしょうか、日経MJである記事にピンときました。


タイトルのとおり引き算の発想が鍵だそうです。




記事は、最近の旅館事情を軽く書いておりました。

それぞれの個性を出して運営しているケースが増えているとの記事です。


そのなかで、付加価値の付け方、という点で「引き算の発想」に
私のアンテナがたったわけです。



部屋も特別立派じゃない、お風呂も特に温泉ではない、
しかし、ここで食べられる郷土料理は他の地域では決して食べられない、
お客さまはこの郷土料理に価値を見出して、その宿に泊まるのです。



これだけだと当然のように思えますが、
実は事業者視点でどこまで消費者視点になれるかと
物語っているように私は感じました。




上記の宿がどこまで故意に、郷土料理を前面に出しているのか、
その胸のうちはわかりませんが、
事業者(提供者)として、こんな危険性があると思うのです。



初めは自分の旅館や店の良さはこれだとわかっていても、
よりいいものを出したい、皆に好かれるサービスをしたい、という欲張りの気持ちが
でてきてしまった結果、実は特徴を失ってしまうというケースです。


例えば、
都会の喧騒から離れて、その土地の郷土料理を味わえ、
いつもとは違う時間を過ごせるはずの古民家旅館で

都会でも味わえるものが出てきたらどうでしょう。



その旅館独自の良さが埋没してしまうかもしれません。



他に負けない良さがあれば際立たせるために、
そしてそれを邪魔しないためにも要らないものをきっていく、という勇気と決断は
必要かもしれませんね。


プラスの発想で価値を作っていこうとしているうちに
本当の価値が埋没してしまった。


ビジネスの面でもよくある話です。


自戒の意味も込めて、記事にしました。