みなさんよくご存知だと思いますサン●ルクカフェのチョコクロ。
だいぶ以前になりますが、おみやに選ばれたりで
店舗のお持ち帰りコーナーでPOPなどを目にしたことある方も
いらっしゃるでしょう。
でも、なぜサン●ルクは成功したのか。
約3年ほど前に以前の同僚からこの話を聞いて、
えらく興奮したのを思い出しました。
決してメディアだけの力ではなくて、
裏側で計算されて、世の中に出てきた商品なんだなと
感心させられました。
※少し記憶があやふやで途中誤りもあるかもしれません。
予めご了承ください・・・。
サン●ルクの成功の要素
1.チョコクロは業界の常識を破った驚きの製造を採用。
まあ、こんなふうに書くとややおおげさかもしれません。
一般のパン屋さんでみなさんは気づきませんか?
夕方など少し遅い時間にパン屋を訪れると、焼きたてパンが置いていないことを。
これってあたかもお店の怠けのように見られることもあるんですが、
れっきとした訳があるんですよね。
その場の需要に対して供給のスピードが合わない。
原因はパンの物理的製造スピードです。
夕方新しいパンを焼き始めるには、遅すぎるんです。
通常のパンは一次発酵、二次発酵、ベンチタイム、焼きの時間も考えると
早くても2時間~3時間かかってしまいます。
これが大きな障壁です。。
生地を発酵させるための時間、これがプロジェクトマネジメントで言う
クリティカルパスにあたります。
つまりどうしたって、短縮できない工程です。
チョコクロの開発についてはこのクリティカルパスそのものの短縮に目をつけました。
原因である「酵母を入れない」ことで問題をクリアしようと考えたわけです。
※本当は少しは残っているかもしれませんが。
圧倒的な時間圧縮、20~30分で製造ができるようになったわけです。
パンの常識をあえて排除することで、
常識よりも重要な問題を乗り越えたのでした。
2.採用したてのアルバイトでもできる超簡易オペレーション
1.と比べてあまり説明することはありません。
チョコクロをオーブンに入れる前の準備が超簡単だというのです。
確かにそうでした。
サイズ別になったチョコレートを記事で3回くらい巻くだけです。
私は作ったことありませんが、その同僚は5分で誰にでも
安定した味のチョコクロを作れると話しておりました。
たしかに、3回巻くだけですからね・・・。
どこか記憶も曖昧、ディテールは間違っているかもしれませんが、
つまりはこういうことかと思います。
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●解決すべき問題は何か見極め、実行に移したこと。
⇒それがパンの常識を守るより求めている顧客にタイミングよく提供することを優先した。
●誰にでも作れるよう品質を安定させた。
⇒誰が作っても一緒ならば、価値はぶれない。
⇒がんばったものや手の込んだものに価値があると思いがちですが、
ここまで製造方法を簡素化させてもお客さんは喜んでくれている。
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当時この話をきっかけに、興味を持って、
各外食企業のコアコンピタンスや経営的戦略についヒアリングしていたものでした。
こんな記事を書いていたら、久々にチョコクロを食べたくなってしまいました・・・。