■Variations for four(ドーリン)
厚地康雄、清瀧千晴、猿橋賢、中島瑞生(吉山 シャール ルイ・アンドレから変更)
■Pas de quatre(ドーリン)
中村祥子、水谷実喜(金子扶生→小野絢子から変更)、菅井円加、永久メイ
■牧神の午後への前奏曲(平山素子)
フルート:高木綾子
小㞍健太、柴山紗帆、飯野萌子
■ウェスタン・シンフォニー(バランシン)
スターダンサーズ・バレエ団
■「ロメオとジュリエット」からバルコニーのパ・ド・ドゥ(ラヴロフスキー)
永久メイ、ビクター・カイシェタ
■「ドン・キホーテ」からグラン・パ・ド・ドゥ
菅井円加、清瀧千晴
■「ジゼル」第2幕からパ・ド・ドゥ
倉永美沙、ジョセフ・ウォルシュ
■Andante(新作)(金森穣)
バイオリン:小林美樹
中村祥子、厚地康雄
台風の中、行ってまいりました
NHKバレエの饗宴2022
ドーリン作品って、いやらしく難しいテクニックが入ってるのに、なんかパッとしないというか、苦労の割には報われない作品だと思いませんか?特に男性4人のVariations for Fourとか最たる例。
パ・ド・カトルも同じで、派手なところはなく、普通に上手い人が踊っても、なかなか感動するには至らない作品だと思うんです。
パ・ド・カトルは、アナニアシヴィリのガラ、ビデオ化されたやつが有名でしょうか。
アナニアシヴィリ、ダーシー・キスラー、ローズ(オーゼ)・ガッドゥ、そしてタチヤーナ・テーレホワ先生!豪華すぎる!
ブルノンヴィルスタイルで有名なデンマーク・ロイヤルのガッドゥをこれで初めて知りましたが、ティモテのCMにでてきそうな北欧美女。うん、本当に綺麗な人でしたね~
でもですね。
あ〜
やっぱり
メイさんの踊りは良いな~
としみじみ思ってしまいましたよ。
特に上半身の流麗さでしょうか。そして分かってはいたけど、改めて!軽い。もう天使🧚🏻♂️
長い腕から指先が、それはもう美しいラインを描く。そして、立体的。あと顔の付け方も好き
普通に流してしまいがちなところでも、顔を左右上下にきちんと付けている。
神は細部に宿る、ではないですが、こういう細かなこだわりが積み重なると、とても大きな違いになる。
そして、きっと、こういうところが、マリインスキーの伝統なんだろうなぁ~、としみじみ思ってしまいました。
こういうのを目の当たりにしてしまうと、バレエって口頭伝承の割合が大きいでしょうから、メイさんには良い先生、良い師匠のいるところで、大きく羽ばたいて欲しいな、と思ってしまいます。
パ・ド・カトルは、中村祥子さんも、菅井円加さんも、急遽の登場となった水谷実喜さんも良かったです。
祥子さんは相変わらずラインが綺麗だし、菅井さんはテクニックも強いですが、なんというか✨魅せ方✨を知っていますよね。堂々とした踊りで、ドン・キも大変盛り上がっておりました。
32回転では手拍子がおこっていました。東京では珍しい。最近はそういう傾向なのでしょうか?!
✨🩰✨
とても楽しみにしていたカイシェタとメイさんのロミオとジュリエット。
なんですが、、、やっぱり席が後ろすぎた🥲💔
チケット争奪戦に完敗し2階後方でした
もっと近く、そして全幕でみたいよ〜
と心の中で叫んでおりました。ラブロフスキー版ですしね。
あっという間に終ってしまって。
目の前で繰り広げられている世界に感動を覚えつつも、果たして全幕で観られる日がくるのかしら、と思い、違う意味でも胸が痛くなったりも💔
でも、今日は本当に行ってよかった
メイさんが踊っている姿を見ることができて、本当によかった、と思いました。
メイさん、ありがとう
スタダンのウェスタンシンフォニーも懐かしかったし、牧神の高木さんのフルートも良かったし、もっと色々書きたいけど、今日はこの辺で。
おやすみなさい😪