ラファが決勝に進めることは嬉しいですが、全仏準決勝がまさかこんな結末になるとは
2022 Roland Garros SF 3h13m
Rafael Nadal vs. Alexander Zverev 7-6 (8) 6-6 (Ret.)
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フランス、パリは雨☔
湿度が高く暑い。まさにサウナ状態で、ラファの汗の量がすごいことに。
土も湿度で重くなっていたでしょう。ボールも湿度で膨らみ、ラファ特有のスピンが効果的に跳ねない。環境としては最悪な状態。
ただ全力でやっているからなのか、ハイリスクハイリターンじゃないけど、時々エッというミスをしたり、ダブルフォルトがあったりする。
ズベのダブルフォルトが多いのはいつものことですが、ボレーでラケットがふっ飛んだのにはビックリした😱
結局、第1セットはタイブレークに。
タイブレーク、ズベレフ6-2になったときには、もうダメかと思いましたよ。ズベレフはビッグサーバーだし。
しか〜し
やっぱりラファはラファだった。
6-2からラファ連続5ポイント
タイブレーク、ズベレフ6-4セットポイント、ラファ絶体絶命状態からのこのショット🤧
この驚異のコートカバリング力、そしてミラクルパッシングショット信じられないっ
そして〜〜〜
ラファ9-8でのセットポイント
The eyes, Chico...@RafaelNadal | @rolandgarros | #RolandGarros pic.twitter.com/iH6lzbmhQG
— ATP Tour (@atptour) 2022年6月3日
かっこえーーー
いや〜改めて、、、
ラファってすごいですね ぽっ
しかし、第1セットではや1時間半。フルセットやったら7時間超えちゃうよ。いったいこれからどうなるの
第2セット。流石に二人に疲労が見て取れる。とにかく二人共強打するし、ラリーが長い。
ラファプレカンでも、2セット目は体調が悪くなったと言っておりました。
ラファは最初のサービスゲーム40-15からのサーブがインから訂正されて、それからポイントとれずブレイクされたのが痛かった。
ズベレフはズベレフでダブルフォルトが多い。
そして、ラファもズベレフも球を拾いに拾えるタイプなので、ラリーが続く続く。44ラリーも続いた時なんて二人共疲労困憊だし、見てる方もですよ。
4️⃣4️⃣ shots.....and 🪑#RolandGarros pic.twitter.com/cHNGOtSDif
— Roland-Garros (@rolandgarros) 2022年6月3日
第2セットもタイブレークか😮💨と思い6-6になった、まさに最後のポイントで悲劇がおきた。。。
ズベレフがフォア側へスライディングしたが、足がうまく滑らなかったのか転倒。大きな悲鳴が😭
決勝はルードとの対戦となりました。23歳、ランキング8位、今年ATP250で2回優勝しています。全仏直前のジュネーブ・オープンで優勝してからの全仏参戦なので、本当に今調子が良いのだと思います。今年はローマでシャポバロフ、マイアミでズベレフ
にも勝ちました。
そして何と言っても、ルードはラファ・ナダル・アカデミー所属です。もちろん、小さい頃からのラファン。まだTop100に入っていない4年前にアカデミーへ入り着実にランキングを上げてきました。とても堅実なプレーヤーです。
ルードは今大会ドローにも恵まれていて、トップ10との対戦はラファが最初で最後。
ラファは、Top10オジェ、ジョコ、ズベ、そしてルードの4人目ひどいドローだよ、ほんとに
しかも、準決勝のチリッチ戦は4セットやったのに、ラファ対ズベレフ戦の3時間13分よりも短い時間で終えてます。若いし体力的には大分ルードが有利でしょう。
公式戦としては初顔合わせですが、アカデミーでは何度も一緒に練習をしています。
🍀🍀🍀
こんな準決勝後のラファが心配でしたが、翌日も集中力高く練習していたようですよ
5 minutes et ça tape déjà très fort !
— Mag Bess (@mag_bess) 2022年6月4日
🔥💪🎾 pic.twitter.com/x9KRtgRanQ
さぁ、今年の全仏も今日で最後だ!
全力でラファ応援!
ラファ頑張れ!
¡Vamos Rafa!
🔥💪💛
■ハイライト
■プレスカンファレンス(RG公式)
Nadal : "My mind didn't change since Rome. I was not very positive about my foot, but I was positive on giving me the opportunity to play here on the last Sunday. I need to do sacrifices to keep playing but it makes sense."
■プレスカンファレンス(full version)
■Best Moments of the Day #13 | Roland-Garros 2022
■A day with Rafael Nadal | Roland-Garros 2022
■オンコートインタビュー
"It's a very tough moment"#RolandGarros pic.twitter.com/KpCQJqigEI
— Roland-Garros (@rolandgarros) 2022年6月3日
■ラファプレカン(スペイン語)
Q.決勝で負けるのと引き換えに、新たな足を得られるとしたらどうする?
A.間違いなく負ける方を選ぶ。新たな足は日常生活に幸せをもたらす。勝つことは素晴らしいし、勝ったときはアドレナリンで満足感に満ち溢れるだろう。でも日常生活は続く。生活はどんなタイトルよりも重要だ。自分はどんな状態にあっても何かを達成するために全てのことをしてきたが、自分にはまだこれからの人生がある。将来は友達と一緒にスポーツを楽しんだりしたいけど、今の状態では、それすらも可能かどうかが分からない。だから、どんなタイトルよりも自分の幸せが優先だし、痛みを伴わない新しい足があるのならそれを選ぶ。この日常的な痛みのない足をもった生活があるのなら自分の人生も変わるだろう。🤧
I thought this question would be funny and dumb but it got emotional 🤧 pic.twitter.com/hhJolaz10g
— carla 🚲🐝🇪🇸 #smile #CarlosMoya (@moyinis) 2022年6月3日
■ラファのバースデーケーキ🎂
■RG公式試合評
以下、スポナビの戦評
戦評
全仏オープン(グランドスラム/フランス・パリ/5月22日~6月6日/クレイ)の男子シングルス準決勝。第1試合は、世界ランク5位のラファエル ナダル(スペイン)と同3位のアレキサンダー ズベレフ(ドイツ)が対戦。ナダルが7-6(10-8)、6-6としたところでズベレフが途中棄権。ナダルが2年ぶりの決勝進出を決めた。第1セットは立ち上がりにズベレフがブレークを奪う。互いにサービスをキープする中で第8ゲームをナダルがブレークバック。その後も両者はピンチを背負いながらもサービスキープを続け、決着はタイブレークへ。ナダルが2-1と先にリードを奪うも、ズベレフがここから5連続ポイントでセットポイントを迎える。しかしナダルが怒涛の反撃を見せて5連続ポイントを奪い返すと、逆転で91分に及んだ第1セットを先取する。
第2セットは両者のらしさが見られないミスの多い展開となって、ブレークの応酬。第9ゲームでズベレフがサービング・フォー・ザ・セットを迎えるが、これもキープすることができない。直後の第10ゲームでナダルがこのセット初のサービスキープを果たすと、第11、12ゲームは両者ともにキープ。
2セット連続のタイブレーク突入かと思われたが、直前のポイントでズベレフが右足首を負傷。一度は治療に下がったズベレフだったが、再びコートに戻って棄権を申し入れ、ナダルの勝利が決まった。
第1セット総評
第1ゲームは30-0からの4連続ポイントでズベレフがブレーク。第2ゲームはズベレフがサービスエースと2本のウィナーでキープ。第3ゲームはナダルが3連続ポイントでキープ。第4ゲームは早い攻撃を見せたズベレフがキープ。第5ゲームはナダルがサービスでポイントを重ねてキープ。第6ゲームはサービスエースと3本のウィナーでズベレフがラブゲームキープ。ズベレフの4-2で迎えた第7ゲームは、ナダルが先手を取った攻撃を見せてラブゲームキープ。第8ゲームはズベレフのミスにも助けられ、ナダルがブレークバック。第9ゲームはファーストサービスからの連続ポイントでナダルがキープ。第10ゲームは7度のデュースを数える13分超えのロングゲームとなり、ズベレフが辛くもキープ。第11ゲームは2度のブレークポイントをしのいだナダルがキープ。第12ゲームはズベレフがダブルフォルトを喫するも、ここはキープ。
タイブレークに突入すると、2-2からズベレフが4連続ポイントでセットポイントを迎える。しかしそこから5連続ポイントでナダルが窮地を脱すると、最後は10-8で競り勝ったナダルが第1セットを先取した。
第2セット総評
第1ゲームはナダルが先手を取って攻撃を仕掛け、ラブゲームのブレークに成功。第2ゲームはデュースに持ち込んだズベレフがチャンスを逃さずブレークバック。第3ゲームはナダルがチャンスを迎え、最後は44本のロングラリーを制してブレーク。第4ゲームはナダルがミスを連発し、ポイントを貰ったズベレフがブレークバックに成功。第5ゲームはズベレフがブレークポイントをしのぎ、7分のロングゲームをキープ。第6ゲームはズベレフがチャンスを得ると、最後は連続のウィナーでブレークに成功。ズベレフの4-2で迎えた第7ゲームは、ナダルがコートを広く使って揺さぶりをかける。30-40となった場面でズベレフが痛恨のダブルフォルトを喫し、ナダルがブレークバック。第8ゲームはズベレフが粘りのプレイでナダルのミスを誘い、このセット4度目のブレークに成功。第9ゲームは3度のダブルフォルトでポイントを貰う形となったナダルがブレークバックを果たす。第10ゲームは0-30から4連続ポイントを奪ったナダルが、このセット初のサービスキープ。第11ゲームはズベレフが3連続のウィナーで逆転のキープ。第12ゲームはナダルが短いラリーでポイントを重ねてキープ。
タイブレークに突入かと思われたが、直前のポイントでズベレフが右足首を負傷。試合の続行が困難となり、ナダルが2年ぶりの決勝進出を決めた。