📌<レトロな洋館で聴く>昭和の音色ソノシートによるタンゴの名曲

 2024年5月11日(土)11:00-12:50 木内ギャラリー

 

月1~2回のペースで、大正期の素敵な洋館を舞台にレコード音楽会を開催しています。今回は午前と午後の2回実施しました。ここでは午前の部の内容を紹介します。

 

昭和30~40年代にはレコードの代用品として、安価なソノシートが普及しました。薄いセルロイド製で音質もあまりよくなかったため、捨てられたものも多かったようです。しかしいまとなっては復刻されない貴重な音源も多くあり、非常に興味深いジャンルとなっています。今回はソノシートで日本の演奏家を中心にレトロなタンゴを楽しみました。

 

お客さんはのべ12名。多くの方が熱心に聴いてくれました。

 

会場風景下差し

 

テラスから見た会場風景下差し

 

かけた音源 7インチ盤ソノシート下差し

 

かけた音源 10インチ盤(左)、7インチ盤(右)下差し

 

かけた音源 12インチ盤LPレコード下差し

 

こんな感じでレコードを展示し、自由に見てもらっています。

 

 

暖炉の上に、再生中の音源とビクター犬ニッパー君のパネルを展示しています。

 

再生機器は、オーディオ・テクニカの手のひらデジタルアンプにパイオニアのBDプレーヤー、パナソニックのコンポ用ブックシェルフ型スピーカーをつなげたものを使用しました。小型ながら前に出るアグレッシブな音作りです。

 

プログラムです下差し

少し時間が余ったので、アンコールとしてフランシスコ・カナロとグラン・オルケスタ・ティピカの演奏で「フェリシア」をかけました。

 

当初の予定時間は11-12:30でしたが、20分延長しおまけとしてLPレコードをかけました。

(曲目・演奏)

・ピリンチョ 小沢泰指揮 オルケスタ・ティピカ・コリエンテス

・黒い瞳/小雨降る径 東京シンフォニック・タンゴ・オーケストラ

・黒き汝が瞳(訳詞・ディック・ミネ) 菅原洋一:vo アルフレッド・ハウゼ楽団

 

チラシです下差し

 

【木内ギャラリー 次回予告】

●<レトロな洋館で聴く>真空管ラジオでCDを楽しむ

 2024年5月25日(土)14:00-16:10

てこな音盤倶楽部が木内ギャラリーで開催するイベントは、すべて入場無料、先着10名プログラム付、入退場自由です。お気軽にご来場ください。