🌸<レトロな洋館で聴く>第10回 セピアの電蓄音楽会 2021年4月3日(土) 14-16:10

 

木内ギャラリーは、市川市の国府台・真間山にある大正時代の洋館を改装したギャラリーです。こちらの旧書斎で開催しているセピアの電蓄音楽会は、レコード、ソノシート、カセットテープなどのアナログ音源をレトロなデザインの電蓄で聴くことを目的としています。今回はポータブルの機械式蓄音機と電蓄で、SPレコード、カセットテープ、LPレコード、CDをかけました。

 

旧書斎の風景。大正時代にタイムスリップした感覚が楽しめます。

 

満開は過ぎましたが、まだまだ桜の花を楽しめる季節、のべ7名のお客さんが来てくれました。館内では手指の消毒、来客者名簿の記入など新型ウィルス感染予防策を講じています。

 
 
こんな感じで、ピアノの上に音源を展示しています。
 
再生装置はコロムビアの音聴箱とビクターの蓄音機を使用しました。現代のオーディオとは一味違う、レトロな音質です。
 
演奏中の音源を暖炉の上に展示し、ビクター犬ニッパー君のパネルを飾っています。
 
先着10名に無料プログラムを配布しています。
 
音楽会は2部構成で、第1部は蓄音機とカセットテープのレトロな音色、第2部はショパンのピアノ曲を編曲したバレー音楽「レ・シルフィード」を原曲とともに聴きました。
 
第1部前半のSPレコードは、昭和13年にコロムビアから発売された6枚組アルバム "Chansons de Paris" です。ここから最初の5枚を聴きました。リュシエンヌ・ボワイエ、ティノ・ロッシ、ダミア、リス・ゴウティ 、ジャン・ソルビエ、ジョセフィン・ベーカーという伝説的な名歌手を当時の音そのままに再現しました。有名な画家の絵でしょうか、ジャケットの風合いがとてもすばらしいです。
 
 
第1部後半は、主催者が37年前にカセットテープに録音したTBSラジオ番組「文明堂ハニー・サウンド・オン・ライブ」を楽しみました。演奏は八城一夫トリオ、なつかしい若山源蔵の名ナレーションです。
 
プログラムです下差し
 
チラシです下差し
 
 

ルンルン次回木内ギャラリー・イベント予告】

ダイヤオレンジ4月24日(土)14:00-16:10 第19回 レトロな音源コンサート ~9か国のオーケストラで聴く ベートーヴェン交響曲の世界③~ ※3/6からの振替開催

ベートーヴェンの交響曲くシリーズの第3回です。今回はアメリカのオーケストラで運命、デンマークのオーケストラで田園の超有名曲、ほかに同時期に作曲された序曲、ピアノ・ソナタ、弦楽四重奏曲を聴きます。

 

ダイヤグリーン5月5日(水・祝) 

第20回 レトロな音源コンサート ~作曲家シリーズ④ ドボルザークの世界~

 

チェコの作曲家ドボルザークの特集です。ボヘミアの民族色豊かな音色をお楽しみください。

 

てこな音盤倶楽部が木内ギャラリーで開催するイベントはすべて入場無料、先着10名プログラム付、入退場自由です。お気軽にご来場ください。