📌第14回 レトロな音源コンサート ~ジャズ・ピアニスト ジェオ・ヴーマールの世界~

  木内ギャラリー 2020年8月30日(日) 14:00-16:10

 

レトロな音源コンサー毎回テーマを決めて関連する音楽を聴くイベントです。今回はのべ9名のお客様、ソーシャルディスタンスをとるため室内は5名しか入れないため、外のテラスにも椅子を用意して聴いてもらいました。

 

窓の外は手児奈の森の木々が青々と茂っています。蝉しぐれの音がうるさいほどで、野趣に富んだ音楽会となりました。途中軽い地震がありびっくりしました。ちょうどCDを聴いている最中なので事なきを得ましたが、もしレコードをかけていたら針が飛んで大変なことになるところでした。レコードにとって地震は不倶戴天の敵です。

 

今回はスイスのジャズ・ピアニスト  ジェオ・ヴーマール(1920-2008)を特集しました。ジャズ・ピアニスト兼建築家というめずらしい経歴。スイスジャズ界では重鎮でしたが、どういうわけか録音には恵まれず、レコードとCDを合わせても10アルバムほど。録音のほとんどがスイスのローカル・レーベルのみに行われたため、日本ではほとんど知られていません

 

彼の数少ない録音から、トリオ、コンボ、オーケストラとの共演、ストリングス・ムードを聴きました。オーケストラは、スイスのローザンヌ音楽院所属の児童を中心とした「ピッコロ・オーケストラ」です。

 

🟩 ヴーマールの音源紹介

 

12インチ盤レコードはこの3枚(上の2枚は同内容のジャケット違い)しかありません。

 

これは7インチ盤。スイスのフット―ボールに関するTV番組のテーマ曲のようです。

 

CDのいくつか、他にもあるかもしれません。80歳を過ぎた頃から、CDの録音が活発になりました。ほとんどがライブ録音です。

 

再生機器はパナソニックのミニコンポにパイオニアのBDプレーヤーをつなげたものを使用しました。前に出るダイナミックな音質で、ジャズに向いています。

 

演奏中の音源とビクター犬ニッパー君のパネルをこんな感じで展示しています。

 

ピアノの上に音源を展示しています。

 

無料配布プログラム下差し

 

 

チラシです下差し

 

【木内ギャラリー 次回予告】

2020年9月19日( 土) 第16回 レトロな音源コンサート ~9か国のオーケストラで聴く ベートーヴェン交響曲の世界②~

 

鉛筆ベートーヴェンの交響曲全9曲を9か国のオーケストラで聴くシリーズの第2回です(第1回は新型ウィルスの影響で延期となったため、第2回を先に行います)。いうまでもなく、ベートーヴェンの交響曲は9曲すべてが傑作揃いで、世界中のオーケストラのレパートリーになっています。今回はドイツとイタリアのオーケストラで第3番「英雄」と第4番、他に同時期に作曲された序曲とピアノ・ソナタを聴きます。

 入場無料、先着10名プログラム付、入退場自由です。お気軽にご来場ください。