フィギュアスケートの 点数を出している人たち、この方々は それぞれお仕事によって名称が異なるのですが、この文章では 一律に ジャッジと 表現させていただきます。
まず、ジャッジに対して 文句を言うことは ありません。思うことは いくつもありますが。
それぞれがルールブックを読み込み、それぞれの正義に基づいて判断されているのだと信じます。
自分が 自分のプライドをかけている仕事に対して、わけのわからない傍からの口出しに対して 苦々しい思いをもったことがなければ 理解はしてもらえないとは 思いますが、基本 みな きちんと 仕事をしているのだと思うのです。
ただ それが 自分の 各々の 正しい方法であって、全体の統一が取れているかといえば 難しい点が多い と 言わざるを得ない とも 思います。
ルールを改定するのであれば、事前に ジャッジに対する 講習会を開き、そこで 新しいルールに即した判断が出来るのかを まず ISU は確認しなければならなかったはずです。
文章化されたルールを読んで そのすべてを 理解することは出来ても、それぞれの演技に対して 瞬時に 的確に判断が出来るのかは それぞれのスキル次第なので、ばらつきは出るものだからです。
出来る限り 大人数を一堂に集めて(同時ネット開催も可能かとは思いますが)同じジャンプを見せて、この場合何点のGOEがつくべきなのか、つけることができるのかを 学習させるべきだったのです。
同じものを見ても、同じ点数をつけることが出来ないのは まず この段階が抜けているからで、それぞれのジャッジの教育が抜けているから 当然のことながら そのジャッジによっての基準での採点が行われているわけです。
ジャンプの前の 工夫に対しても、できるのであれば 文言で 何秒以内に 難しいと規定されているステップを入れているとか、簡単なものであれば何秒以内であるべきとか、種類と数、ジャンプ前の何秒以内とかの規定を入れなければ 本来判断できないと思います。
こらえかたの種類とかその程度の指標も必要でしょう。
ただ 数が膨大になると 瞬時に判断しなければならない ジャッジには 多大な負担がかかるでしょう。
それを 自分自身であれば 習得に数日はかかると思われますし、それさえ素晴らしい教本、教材があった上で 専心して努力した上での話であって、パッと 言われてすぐ出来るのかといわれれば、本来選手の人生を変えてしまうかもしれない 一点を 判断することは 私には難しいのです。
いまは、ビデオがあり、スロー再生も可能な時代です。
それぞれが 動画を保管し、スローで見ていれば 演技に対して瞬時に判断しなければならないジャッジの隙を 見つけるのは 簡単なことです。
それでも、出来る限り 不満が残らないように 真摯に対応するのが その競技を 公平公正に判断する権利を有している ジャッジのお仕事だと思うのです。大変なことです。
ルールが改定されても、ジャッジの教育やその改定に対する明確な指標をもっていない場合、そのルールの適正な適用には、膨大な時間がかかると思います。
それぞれのジャッジがルール改定以降の演技を見比べて評価の指標を見出して、それぞれが学習する以外に方法がなさそうなので。
それでは、まずいのではないかと ISU に問いたいのです。
くわえて、PCS の 指標も 詳しく 考え出して欲しいと 切に願っています。