11日(土)4/10℃。曇のち晴のち薄曇
年末から行こうかどうしようかと悩んでいたけれど、急にその気になって(^^)、「男はつらいよ お帰り寅さん」を観にMOVIX川口へ
1969年の第1作から95年の第48作までで終了したものの、97年にはおまけの第49作も公開された「男はつらいよ」シリーズ。
因みに、第49作「寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」は、前年の96年に主役の渥美清が亡くなったため寅さんの甥の満男の回想という形をとっている。
第1作発表から50年の今回の第50作目も、満男の回想シーンを中心に物語は進む。
フーテンの寅さんの甥・諏訪満男(吉岡秀隆)は脱サラして小説家になっている。
亡き妻の法事が営まれ、妻の父・窪田(小林稔侍)から「そろそろ再婚を考えてもいいんじゃぁないか? ユリ(娘=桜田ひより)には母親が必要だよ」と言われるが、首を縦に振らない満男。まだそんな気にはなれない様子だ。
担当編集者の高野節子(池脇千鶴)からやんわりと、編集長の飯田(カンニング竹山)からは強引に、サイン会をやらされた満男。彼の前に現れたのは、初恋の人・及川泉(イズミ・ブルーナ=後藤久美子)だった。
再会を喜んだ満男は、寅さんの恋人だったリリー(浅丘ルリ子)の経営するジャズ喫茶に泉を連れて行く。思い出話に花が咲く3人。
今はかつての店に住んでいる両親・さくら(倍賞千恵子)と博(前田吟)も大歓迎し、昔の寅さんの部屋に泊まるようにと誘う。「迷惑だよ」と言いながらも、まんざらでもない満男だった。
泉の出現によって、寅さんとの昔のいろいろな出来事を思い出す満男。
そんな満男の回想と、現在の泉との短い逢瀬(と言っちゃってもいいよね、満男の心情的には)。早くに母を亡くして父子家庭だったからか、とても中学生とは思えないしっかり者のユリが「高野さんだったら、お母さんになってもいい」と言った言葉も気になる満男だけど……。
ストーリーの合間に、懐かしいシーンが次々と挟み込まれて、かつてのマドンナたちがこれほどの美人揃いだったのだと、あらためて感心した。
過去の人達は若いままだが、現在版の登場人物たちはそれ相応に歳をとってきている。それでも、さくらにしてもリリーにしても、皆さん実に美しく年を重ねてきたものと思った。
気の毒だったのは後藤久美子。相変わらずの美人だし今回はヒロインだけど、芸達者のベテランたちの中に入って、セリフの下手さが際立ってしまった。満男の回想で物語を紡いでいく以上、泉は外せないキャストだったのだろうけれど……。
泉の両親である元夫婦役の夏木マリと橋爪功の存在感は半端ないし、賠償と前田の口喧嘩の可愛らしいことったら^^ 上手くなければ可愛くはならないからね。
柴又帝釈天周辺に住んでいた人々にも世代交代があり、街の風景にも変化はある。
もちろん変わらないものもある。昔、ふらりっと帰ってきた寅さんがトントンと上がっていった階段を、現代版では泉が上がっていく。去年、柴又帝釈天に行った時に見たばかりだったので^^
そして、まだまだ人情に篤い寅さん一家の仲間達に、ホッとするのだ。
今回は主題歌を桑田佳祐が歌っている。
私は彼の、巻き舌で歌う歌詞が聞き取りにくくて好きじゃなかった(ファンのみなさん、ごめんなさい)。でも、この曲は耳に聞きやすく歌っているので👌
ところが、映画が始まってビックリした。というより、映画が始まったはずなのに…これはMVではないかい?
エンディングでは渥美清の歌声で流れたが、歌の上手下手は関係なく、オープニングも渥美清の歌が良かったわ🎶
監督・脚本=山田洋次
MOVIX川口に着いたのが10時半近く。開演は11時35分なので、シアター前の「メレンゲ」で時間潰し。
終演は14時近く。やはりシアター近くの「仙台なとり」で、遅い昼食。
3種は、たんもと・たんなか・じょっぱり。
John-Hoonは苦手だと言っていたけれど、久し振りのたんは美味しかったよ✌ スープも麦とろご飯もgood👍
時間も遅かったし、お腹持ちのいい麦飯だったので、夕食という名の夜食(^^;)はゼンザイで済ました。ちょうど鏡開きだったので、ね
1月の満月は「ウルフムーン」というらしい。登り始めたばかりの満月
12日(日)2/9℃。晴のち曇
メチャメチャ寒かった~🥶
朝、南東の空に彩雲が見えた。超ラッキー🌈
13日(月)5/12℃。晴のち曇 〔成人の日〕
お天気にも恵まれて暖かい成人の日、おめでとう