オンシーズンでのニアスの波乗り
ニアスは1年の半分が波のあるオンシーズン(日本の夏の時期)、もう半分が波の無いオフシーズン(日本の冬の時期)にわかれる。
といっても初めて行ったニアスは2月で波の無い時期だったにも関わらず最大セットトリプルまでデカくなりまだ海外の経験も浅くそこまで大きな波に出会った事の無い俺は度肝を抜かれた思い出がある。
これはあくまでも確率で、波のある時期でも運が悪ければ波が小さい日が続く事も考えられる。
オンシーズンにニアスへ来るサーファーはデカイ波が好きだったり、バレルを攻めたいサーファー、時にチャレンジングなデカイ波に突っ込みたいサーファーが比較的集まる。
オフシーズンに来るサーファーは人の少ないニアスでサイズはそこまで期待できないものの、ノーストレスでいい波に乗りたいサーファーが集まる。
今回は思いっきりオンシーズンに来た事で、混雑は避けられない日ばかりだった。
今までブログでは楽しい事ばかり書いてきたが実際にはそれだけでは無かったという事も書いておく。
ある時、キーホールで昼飯を待っていた俺。 すると別の部屋に泊まっていたニュージーランド人のグレンが海から戻ってきてなにやら浮かない顔。
誰かがどうしたのと聞くと、どうやらグレンは海でブラジリアンともめたらしい。
グレンが言うには
人が多いので、波の取り合いが激しい中、無理せずじっと自分の前にくるセットを待っていた。
そこにやっときた波。 そこにブラジリアンがきてグレンのパドルコースを邪魔するようにしてきて、グレンがコースを塞がれた所でそのブラジリアンの友達がテイクオフ。
さすがにグレンが怒りどうしてそういうことをするんだと言ったら、ブラジリアンが集まってきて、わざとグレンの前でポルトガル語でグレンの文句を言い、しまいには殺っちまおうという話まで。
最悪な海の雰囲気。
グレンはいてもたってもいられず海から上がってきたとの事。
「みんなバケーションで来てるのになんでこうなるんだ。」と嘆くグレン。
結果、ティムがそのブラジリアンの一人が上がってきた時に話をして別に何事も無かったわけだが。
俺がサーフィン中に話したサーファーの国はアメリカ人、ブラジル人、チリ人、オーストラリア人、ニュージーランド人、ドイツ人、スペイン人、おそらくそれ以外の国の人もいただろう。
特にアメリカ、南米からニアスへはかなりの距離がある。
時間と金をかけて来るわけだからそれほどニアスは波がいいということでもあるし、だからこそ一本でも多くいい波に乗りたい気持ちはあるだろう。
そんなサーファーがピークに30人以上いれば波の取り合いは激しい。
のんびり波を待っていたら一本もいい波には乗れない、マジで。
まずみんなからこの波乗っていいよ~なんて優しい声もかけてもらえない。
インサイドで誰かがワイプアウトした波に乗るか、デカいセットが来てドルフィンしまくるか。
いい波に乗るためには
セットの間隔、アウトのピーク、ミドルのピーク、インサイドのピークの位置、ウネリの向き、誰が一番いい波に乗ってるか、ローカルはどこで波待ちしてるか、などなどアンテナを張りまくる。
そしてやってきた波、それに自分がテイクオフしようとするとわかっていながら前乗りしようとする外人に
時には「ヘイッ!!!!!」って叫ばないと余裕で乗ってかれる事もある。
そんな状態でのサーフィン。
俺は好きじゃない。
でも波に乗れず、人がいい波に乗っているのをじっとみているのはもっと好きじゃないので、ガッツクしかない。
おかげでありえないくらいたっくさんいい波に乗ったけど、晴れやかな、ストレスフリーで、気持ちがリフレッシュされるような日は正直少なかった。
人が少ないのは朝日が出るか出ないかの時間帯、
昼の風がオンショアにふれた時、強い雨が降った時、日が暮れる直前、それも1時間弱くらいのものだ。
今人がいないと思ってワックスアップして海に歩いて行くと、俺の後に2人、3人と、、、
みんな考える事は一緒。だからまた混雑。
なかでも一番ガッツキがすごいのがブラジリアン。
まるで自分のホームかのよう。
他の国のヤツともめていたブラジリアンがあげくの果てに自分達で「オマエさっきから波乗りすぎなんだよ」と喧嘩していた。
周りにいたサーファーもこれには呆れていた。
これが俺が経験したオンシーズンのニアス。
そんな状態を撮ったので。
あらら、ひとつの波に4人も行こうと、、、
ひとつの波には一人が原則です!!
一生に一本の波になるはずが、、、。
ニアスに行く方、こういうこともあるっていうことを肝に銘じておいて下さい。
取り合いに慣れてる方、バレルジャンキーの方はオンシーズンでもオススメです。
ちなみにブラジリアンが来なくなるのは10月からとティムが言っていた、全体的に人も少なくなってくるからいいかも。





