惨めだ。


君がどれだけ僕が全てだと言っても僕は君の全てでは無い。


君がどれだけ僕が全てだと言っても僕は君の全てにはなれない

僕は君の初めてではない。


何をしてもこの真実だけは変わらない。


この真実だけが欲しかった。


君の全てでありたかった。

君の初めてとして生きていきたかった。

でもこれから先もそれが叶う事は絶対無い。

俺だけが君の特別でいたかったのに。

俺だけの君でいてほしかったのに。

俺だけの君にはこれから先もなってくれない。

俺は全てにはなれない。


君が全てだと言っても

君が初めてだと言っても


俺は絶対に全てにはなれない。

初めてであってほしかった。


全てであってほしかったのに。

頭から離れない。

考える度にこの携帯を壊したくなる。部屋中の物を壊したくなる。


考える度に自分が壊れたくなる。


全てにはなれない事は始めから知っていたのに。

初めてでは無い事は始めから知っていたのに。


それでも俺は君の全てにはなりたかった。

君の初めてになりたかった。


君の初めてになっていたとしたら、何も考えることもなく、ただ真っ直ぐに君を好きでいられたのかな。

気持ちにムラなくただ君を好きでいられたのかな。

何も考えることもなく、ただ君に『好き』って気持ち伝えられたのかな。

純粋に今までの恋のようにただ真っ直ぐに『好き』って思えたのかな


どうして何も考えずにこんな簡単な言葉が言えないんだろう。
どうして涙が出るんだろう。


ただ僕は


君のすべてになりたかっただけなのに。