昨日、我が家では大学受験の話になりました。
中高一貫校に通う娘の学校では、
高校2年生までに高校終了時の授業を全て終えるカリキュラムになっております。
中学時代はなんとかそのスピードについていっていた娘も、
高校生になってからは、少々遅れ気味。
つまり、成績が下降気味ということです。
一学期の中間テストでその惨状を知るや、
奥さんのスイッチが入り、
中学受験の時のようなモードが復活。
さすがに宿題やプリントの管理はしませんが、
普段どれくらいきちんと勉強をしているのかチェックするようになりました。
娘はそれをウザがるわけでもなく、むしろありがたく感じているようです。
「わたしみたいにすぐに別のことに興味が行ってしまうような人間はママくらい厳しい人がいてちょうどいいんだよ」
そう言います。
「そこにパパが参加するのはイヤなんだよね?」
わたしがそう聞くと、
「そう!もちろん!ふたり共にだと重いんだよ。それは中学受験のときもそう。パパは、全然興味な〜いって感じでノホホンとしててほしいんだよ」
「ママは厳しいままでいいのね?」
「二人ともノホホンとしたら、ちょっと寂しいんだよね。やっぱどっちかはわたしに興味持ってもってほしんだよ」
「面倒くさいやつだな〜」
「なんでだよ!子どもはみんなそうだよ。どっちかでいいんだよ。どっちかはちゃんと見ててほしいんだよ」
本当は、両親がしっかり見てあげることが一番いいのですよ。
当然です。
しかし、こと、中学受験に関してはそうでもありません。
大事なことはしっかりとしたサポートであって、
「がんばれ〜!」
という、言葉ではありません。
そんな言葉なくても、
しっかりサポートしていれば、
その言葉はよ〜く聞こえてきます。
やっぱり基本的には、母親がサポート。
父親はあまり語らず関わらず。
でも、しっかり心で応援して上げる姿勢。
見て見ぬ振りをする余裕。
ピーンと張り詰めた家庭の雰囲気を和らげるおおらかさが必要になります。
追い込むのは塾。
事務的サポートをするのは母親。
家庭内の空気を和ませるのは父親。
やっぱりこれがベストだと思います。
次回は、逆転夫婦の失敗について書きたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。