下の記事も是非、参考にしてください。

 

 

 
 
 
要は、
 
中学受験に親の協力は必然だとしても、
 
あまりにベッタリな関係はよくないですよ。
 
と、いうことが書かれています。
 
 

『保護者が子のスケジュール管理のみならず、教材の整理整頓、取り組んだ課題の丸つけや、ときには子に寄り添って解説をしてやる……。そんなふうに中学受験を「二人三脚」で乗り切ったようなご家庭の子は、中学入学後に学力が低迷するというのです。

一方、親はわが子の中学受験勉強から適度な距離を保ち、子どもが自ら学習にコツコツ励んでいる……そういうご家庭の子は中学入学以降にさらに学力を高めていくらしいのです。』(記事より抜粋)

 

 

 

とはいえ、

 

スケジュール管理、教材の整理整頓くらいは、親がしてあげないと・・・。

 

 

そうお考えの親御さんは少なくないと思います。

 

 

わたしもそれくらいは親が協力してもいいんじゃない?

 

と、思っています。

 

 

要は、この記事にもこのあと書かれていますが、

 

 

中学入学後は、それまでの関係性を変えていくことが大切だということです。

 

 

受験期間中、べったりだったとしても、

 

中学生になったら、距離を置く。少し放っておく。

 

 

 

わたしもそれはすごく大事なことだと思っています。

 

 

子供は全く新しい環境に置かれます。

 

 

周りに知っている友達は一人もいません。

 

勉強についていけるかどうか?の不安もあるでしょう。

 

 

最初は、楽しい気持ちよりも不安感の方が勝るかもしれません。

 

 

子供にとって、中学生になってまず大事なことは友達を作ることです。

 

 

友達ができれば、不安感は一気になくなるでしょう。

 

 

それまでかなりナーバスになっているはずです。

 

 

親御さんは親御さんで、もちろん心配だし、学校のことを知りたい。子供にあれやこれや聞きたくなる。

 

 

すごくわかります。

 

 

でも、最初のうちは少し放っといてあげてください。

 

 

子供は子供で考えることがたくさんあり、学校からの課題もたくさんあって、毎日、クタクタになって帰ってくるでしょう。
 
 
その間に、子供から大人への成長が急激に進みます。
 
 
そこで、
 
「学校、大丈夫?楽しい?先生はどう?」
 
なんて、受験のときのような構い方はあまりしないほうが良いでしょう。
 
 
 
まあ、
 
放ったらかしで良いのです。
 
 
 
すぐに中間試験が始まります。
 
 
成績が出ます。
 
 
ここで思わぬ結果が出てしまう子も当然います。
 
 
我が家の場合、娘は全教科、下から数えたほうが早い成績でした。
 
 
娘も奥さんもかなりショックを受けてましたよ。
 
 
でも、大事なのはそこから。
 
 
そこからまた中学受験の時のように奮起できるのか?
 
 
それとも、いじけてふてくされてしまうのか?
 
 
そこで親は子供とどう関わっていくのか?
 
 
それまでのすべてを親まかせにしていた子供が、どう自分で立て直すのか?
 
 
「さて、どうする?」
 
 
そういう気持ちで大きく構えて見守ってあげることが、今後の人生のことを考えるとすごく大事になりますよね。
 
 
 
ちなみに、娘は、塾には通いませんでした。
 
 
中学生になってもそのまま塾に通い続ける子もいます。
 
 
我が家の場合は、本人の意志に任せました。
 
 
英語は、それまで全く触れてこなかったので、
 
中間試験の順位では、下から数えて一桁台でした。
 
 
 
本人はすごいショックを受けていましたよ。
 
自分ができないということよりも、周りができることに。
 
 
そこから彼女がやったことと言えば、
 
ひたすらNHKの基礎英語を聞きまくる。
 
 
それだけです。
 
 
もちろん、学校の英語の授業もしっかりやります。
 
 
学校の先生から聞くところによると、
 
先生に聞きまくっていたそうです。
 
 
その結果、中2の夏には準2級を取得しました。
 
 
 
奥さんは2級を持っていますが、
 
わたしは3級すら持っていないので、
 
当然、一切関わっていません。
 
 
それが娘には逆に良い。
 
 
わたしは、とにかく勉強が苦手。
 
 
全人生を通して真面目に勉強したのは大学受験浪人の1年間だけ。
 
 
あとは勉強という勉強は一切していない。
 
 
でも、苦手だし、やる気せんし。
 
そんな父親をずっと見てきて、
 
「パパは勉強には興味ないんだよ。だから、勉強しないとパパみたいな人生をおくることになるんだよ。それはそれで楽で楽しい人生なんだけど、勉強しときゃもっと楽しい人生を送っていたと思うんだよね」
 
 
 
そんなことをいつも娘には語っておりました。そのたびに、
 
 
「それ、自慢にならないよ」
 
と、呆れられる始末。娘がそう言っている限り、
 
こいつは勉強好きなんだな。しめしめ・・・。
 
 
 
そう思えるのです。
 
 
 
親なんてね、正直に生きてりゃ、バカでもいいんです。
 
 
賢い必要なんてありません。
 
 
 
子供は自分で見て、自分で考えて、自分の生き方を見つける。
 
 
中学生から先は、それくらいがちょうどよいのです。
 
 
最後まで読んでくださってありがとうございました。
 
 
 

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