中学受験を、

 

「やる!」

 

と、決めたのは誰ですか?

 

 

小さい頃から習い事や塾通いや当たり前になっていて、

 

気がつくと中学受験が当たり前の環境になっていた。

 

 

そういう受験生も少なくないのでは?

 

 

では、今はどうでしょう?

 

 

受験は誰の意思でやっていますか?

 

 

最終的に、自分の意思ですか?

 

 

やはり、

 

「自分の意思で受験した」

 

と、言えることがすごく大事なのでは?

 

と、思っています。

 

 

望まない結果になった時はもちろんですが、

 

合格しても、そこはあまり変わらない気がするからです。

 

いやいや受験でも、合格すれば全て報われる?

 

「合格すれば全て報われるんだから」

 

親はそう言って、やらせたいのかもしれませんが、

 

案外そうでもない気がします。

 

 

だから、

 

「自分の意思」

 

と、いうのがすごく大事なのです。

 

 

 

最近は、

 

中学受験が一般的になってきたので、

 

やらせたいと考える親は多いでしょう。

 

 

やらせるなら早いほうが良いと、4年生の始めから本格的に受験塾通いを始める生徒が大半です。

 

 

 

しかし、4年生なんて、幼い子は本当に幼くて、

 

受験の意味すらわからない子はたくさんいます。

 

 

そこで苦痛に感じていても、

 

「親がやれって言うから・・・」

 

と、「やりたくない」と言えない子もたくさんいます。

 

 

「どう?勉強好き?好きじゃない?」

 

「塾は楽しい?楽しくない?」

 

「このまま受験続けたい?辞めたい?」

 

 

事あるごとにこういう確認はするべきではないでしょうか?

 

 

 

中学受験は、かつては親がやらせる受験だったかもしれません。

 

 

しかし、いまはもうそんな時代ではありません。

 

 

 

親が正しいと思う道に子供を導いてあげることは大事です。

 

 

もちろん、そうすべきだと思います。

 

 

だからといって、強制的にやらせるものではありません。

 

 

中学受験は義務ではないのですから。

 

 

中学受験では、二兎を得るのは難しい。

 

 

「受験したい。でも、土日は遊びたい」

 

では、得るものも得られないのが中学受験です。

 

 

そこは、親がしっかり教えてあげる必要があります。

 

 

「本当に望むものを手に入れようと思ったら、何かを犠牲にしなければいけない」

 

 

これもまた真理だと思います。

 

中学受験とは、そういう厳しいものだということをちゃんと伝えつつ、

 

定期的に、

 

「それでも中学受験、やりたい?」

 

 

「6年生の1年間は勉強漬けの日々になる。それでもやる?」

 

 

ちゃんと中学受験の厳しい現実を伝えながら、本人の意思確認も続ける。

 

 

そのたびに、子供には、

 

「自分がやりたいからやる」

 

と、いう強い気持ちが芽生えてきます。

 

 

最終的には、その気持の強い子のほうが、本番に強くなる。

 

 

これは当然だと思います。

 

 

 

中学受験は、本人の意思のみによって可能となるのです。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

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